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ウジン産電、ソウル地下鉄5号線に新型車両を納入

    • ウジン産電が納品を始めたソウル地下鉄5号線の新造電車。写真提供=ウジン産電


    鉄道車両製作会社のウジン産電(Woojin Industrial Systems/代表キム・ヨンチャン、キム・ジョンヒョン)は16日、ソウル地下鉄5号線新造電車の検査を終え、ソウル交通公社に納品を開始したと明らかにした。この電車は5号線の傍花~河南黔丹山(馬川)駅区間の運行に投入される。

    ウジン産電は2019年5月、ソウル地下鉄5・7号線新造電車336両を受注した。今回製作された新造電動車はウジン産電が独自開発したインバータ装置の速度制御技術に、永久磁石型同期電動機(PMSM)が採用され、これまでの車両に比べてエネルギーを最大30%まで削減することができる。また5号線と7号線のすべての区間で運行が可能な自動運行制御装置(ATC/ATO)を装着し、電動車の運用効率性を高めた。

    鉄道無線通信網(LTE-R)を構築し、異例の災害や安全対応に迅速に対処できることも強みだ。室内の微細粉塵と二酸化炭素の自動低減装置、聴覚障害者用の手語機能の客室案内表示器、200万画素の客室CCTV設置などの最尖端技術が適用された。

    コロナ19の拡散による海外物品の需給支障で工程が遅れるやいなや、ウジン産電は昨年3月から電動車生産および試験設備の拡張に乗り出して今年4月から稼働を開始した。これにともない、電動車生産の全過程にデジタルツイン工程管理システムを構築し、工程の遅延を最小化した結果、月間生産量を16両から26両に65%ほど増やした。今年末までに月間生産量を最大で31両まで増やすという計画だ。

    ウジン産電のキム・ジョンヒョン代表は「現在まで5号線88両と7号線40両の製作が完了し、このうち104両は交通公社に搬入されて納品検査を受けている」とし、「今回の初渡し編成の引き渡しを手始めに、残りの車両も支障なく納品する予定だ」とした。
    • 写真提供=ウジン産電

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  • 毎日経済 | ヤン・ヨンホ記者 | 入力 2021-11-16 16:46:50