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どうする「K防疫」…致命率、世界最悪の危機
5ヶ月間で14倍に
コロナ19の新規確定者が7175人で史上最高値を更新した8日、ソウル市の江南セブランス病院を訪れたある市民が病院関係者から説明を聞いている。この日は江南セブランス病院をはじめ、選別診療所を訪れた市民が急増し、あちこちで午前中に診療が締め切られるなど混沌としたこともあった。 [キム・ホヨン記者]
8日の午前11時45分。ソウル市松坡区保健所の選別診療所近くは、PCR検査を受けるための市民たちでいっぱいだった。焦ったようすの市民たちは、スマートフォンで問診票を作成したり並んで順番を待った。
検査所の隣には4列で待機する行列が数十メートルも続いた。30分も過ぎないうちに、市民約50人が待ち行列に合流した。他の場所も状況は似ていた。江南区保健所では急増した現場業務を支援するために、区役所と東住民センターの職員が動員された。黄色のジャンパーを着て案内板を持った職員2人が、きょろきょろする市民に待ち行列を案内した。
この日の午前、江南セブランス病院には人々が一気に集まり、コロナ19の選別診療が早期に締め切られ、市民が足を返したりもした。コロナ19の一日あたりの新規確定者が7千人を突破したというニュースに、この日の全国の検査所付近は込み合った。政府は「ウィズコロナ（段階的日常回復）」を宣言し、生命に脅かされる危篤・重症患者数を重点管理するという方針を明らかにしたがかんじんの致命率は急増するようだ。
「K防疫」を誇っていた韓国のコロナ19の致命率は「ウィズコロナ」以後に急増し、主要7カ国（G7）をはじめとする先進国の中で最上位圏に上がった。
中央防疫対策本部は、この日の午前0時の時点での新規確定者数は7175人だと明らかにした。現在の傾向がこのまま続けば、すぐさま新規確定者は1万人ずつ発生するだろうと予想される。
ソウルと京畿道などの首都圏だけで確定者全体の78.1％に達する5602人が新規に確定した。新規確定者の増加は、段階的日常回復で防疫体系を転換する時から予想されたことだった。問題は致命率も急激に高まっているという点だ。
国際統計サイトのアワーワールドインデータによると、7日の時点で韓国の致命率は1.42％だった。去る7月には致命率は0.1％台にまで落ちたが、10月には0.5％台に上がった後、11月には1％を超えた。 G7のうちで韓国よりもコロナ19の致命率が高い国は米国（2.19％）しかない。世界平均の1.4％よりも高い。新規確定者が急速に増加し、防疫当局は食堂やカフェの営業時間制限の復活など、追加の緊急計画を検討している。- 毎日経済 | チョン・ヒヨン記者/コ・ボヒョン記者 | 入力 2021-12-08 20:13:49
