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韓、コロナ19による危篤・重症、894人で最多
60歳以上の高齢層が84％
去る11日の午前0時の時点でコロナ19による死亡者は、歴代最多の80人を記録した。危篤・重症患者は849人で史上最高値を記録し、病床待機者は2千人台になるなど、状況が悪化の一歩をたどっているためだ。翌日の12日午前0時での死亡者は40人台にまた減ったが、このままなら1日100人台も続出するかもしれないという警告が出る。
12日の疾病管理庁中央防疫対策本部によると、コロナ19による死亡者は先月初めの「段階的日常回復（ウィズコロナ）」を施行して以来の40日間あまりで1404人がとなり、全体で4253人のうちの30％に達した。コロナ19の死者3人のうち1人がウィズコロナの転換後に発生したわけだ。先月1日は9人にとどまった死亡者は先月27日には52人で爆増し、12月11日には80人で歴代最多記録を立てた。これらの死亡者のうちでは60代以上の高齢層が多く、大きな懸念を生んでいる。
コロナ19の死亡被害は、韓国が他の国よりも大きい状況だ。統計サイトのOur World in Data（アワワールドインデータ）が米国ジョーンズホプキンス大学の資料を分析した統計を見ると、10日の時点での韓国の致命率変動数値は1.48％だ。カナダ（0.70％）や英国（0.28％）などが10月初めに比べて減少したことと対比される。実際に最多死亡者が出た11日午前0時の時点では、高齢層が80％を超える。 80歳以上が47人で最も多く、70代17人と60代12人など計76人だ。
危篤・重症患者も高齢層がほとんどだ。12日午前0時の時点で894人のうち80歳以上が169人、70代が319人、60代が267人で、60歳以上が84.45％（755人）を占める。このように高齢層の死亡率が高いのは、コロナ19ワクチンを最も早く接種して免疫効果が落ちたためでもある。これら高齢者を中心に危篤・重症患者が増えている。
一方、コロナ19の新規確定者はこの日に6689人を記録した。去る7日午前0時の時点で7174人を記録したことに続き、7千人台内外を維持している。一部では今週に1万人台の確定者が続出するかもしれないという話も出ている。- 毎日経済 | キム・シギュン記者 | 入力 2021-12-12 17:54:54
