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米国映画の中のウェディングドレス、『SEX and the CITY』から『グリフィン家のウエディングノート』まで
- 結婚を背景にした映画を見ると、幸せな新郎新婦の笑顔を盛り込んだ画面より、欲望に駆られるウェディングドレスに視線を奪われることになる。
結婚を決めた瞬間、新婦の頭の中はウェディングドレスでいっぱいになる。ウェディングドレストレンドから自身に合うウェディングドレスの選択法、フィッティングなど、結婚式当日ウェディングドレスを着る瞬間まで選択と悩みを繰り返す。しかし、結婚を素材にした映画を見ると、結婚準備で疲れた体と心の余裕を見つけることはもちろん、いちいちインターネットと雑誌を行き来して検索する手間を少しは減らすことができる。
▶ SEX and the CITY、華やかなウェディングドレスの終局王
ウェディングドレスといえば『SEX and the CITY』シリーズを欠くことは出来ない。高価なシューズブランドのマノロブラニクとクリスチャンルブタンを称賛する華やかなキャラクターのキャリー（サラ・ジェシカ・パーカー扮）はドラマのシーズン6が終わるまでしつこくミスタービッグ（クリス・ノース扮）との出会いと別れを繰り返し、映画を通じて結実を結ぶ。
映画『SEX and the CITY』では女性たちの魂をぐっと抜き出す美しいウェディングドレスが大挙登場する。特に、映画の中でキャリーは自信が働いていたファッション誌の提案でウェディング画報を撮ることになり、有名デザイナーたちの多様なウェディングドレスを披露する。
したがって、結婚を控えた新婦はウェディング雑誌を見たり、ウェディングドレスショップをいちいち探し歩かなくても『SEX and the CITY』映画版を見るだけでもウェディングドレスに対する全ての情報を得ることができる。
映画では真珠色の小さなフレア装飾が豊かに散りばめられたスカートと、ミニマルなチューブトップが調和を成したドレスから、ビーズ装飾がフローラルパターンを完成させたVネックラインドレス、可愛らしく層を成したHラインミニドレスまで、眩しいドレスが全て登場する。ここに腕まで上がってくるロンググローブや真っ赤なフラワーヘアピース、大型真珠のネックレスを幾重にも飾るなど、キャリーらしいドレススタイリングも参考にすることができる。また、キャリーとは180度違う淑やかなキャラクターのシャーロット（クリスティン・デイヴィス扮）が選んだAラインシルエットのオフショルダーウェディングドレスも見過ごせない。▶ ブライダル・ウォーズvsグリフィン家のウエディングノート、米国版場所別ウェディングドレス分析
この他にも映画『ブライダル・ウォーズ』と『グリフィン家のウエディングノート』では米国版式場ウェディングと野外ウェディングの定石を知ることができる。『ブライダル・ウォーズ』でリブ（ケイト・ハドソン扮）とエマ（アン・ハサウェイ扮）はウェディングドレスを着たまま殺伐とした肉弾戦を繰り広げるが、彼女達が着ている誇張されたシルエットのウェディングドレスは予備新婦達のドレスリストに上がるのに十分だ。
式場に入ったリブは、豊かで真っ白なシャースカートとハート型のチューブトップが加わった少女の感性のウェディングドレスを着て軽く乱れるように縛った金髪ウェーブ頭にはベールまでのせた。一方エマは、長い首とくぼんだ鎖骨をそのまま現したチューブトップ型ワンショルダードレスを着た。何よりも、極端なマーメイドシルエットが彼女のまっすぐなボディラインを目立たせた。
それならば、『グリフィン家のウエディングノート』でメリッサ（アマンダ・セイフライド扮）は自然光が美しく照りつける野外結婚式を挙げる。彼女はリブとエマの華やかなシルエットのドレスの代わりにミニマルにまっすぐ落ちるドレスで自然な粋を生かした。代わりに、クリーム色の小さい花がボディーラインに沿って散りばめられたようなドレス装飾と、頭に軽くさしたイエローローズが彼女だけの愛らしい雰囲気とよく交わった。 - シークニュース_イム・ソヨン記者/写真=映画『SEX and the CITY』、『グリフィン家のウエディングノート』、『ブライダル・ウォーズ』スチールカット | 入力 2014-10-15 16:14:46
