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ユ・ビョンオン一家の不動産、相次いで競売に

清潭洞敷地・テヘランオフィステル・龍山近隣商店街・慶北林野など 

    ユ・ビョンオン一家と関連企業が所有する不動産が相次いで法院(裁判所)の競売に出ている。

    14日、不動産競売専門業者ジージーオークション(www.ggi.co.kr)によると、ユ・ビョンオン前セモグループ会長の息子ユ・テギュン、ユ・ヒョクキ氏および義理兄弟のクォン・オギュン氏などを債務者とした数件の不動産が競売申請され、現在競売進行手順を踏んでいることが分かった。ユ・テギュン、ユ・ヒョクキ氏を相手にした銀行債務総額だけでも66億に達した。ユ・ビョンオン一家だけでなく、清海鎮海運所有のアパート2件、船舶4隻も競売にかけられた。このうち船舶2隻は競売が進行され、1回ずつ流札された。

    ユ・ビョンオン前会長の長男であるユ・テギュン、次男ユ・ヒョクキ氏が株を半分ずつ分けて持っている慶尚北道青松面一帯の林野846万㎡は、去る9月1日、競売開始決定が下された。根抵当7億2000万ウォン、財務署・検察庁で設定した差し押さえおよび仮差押えが数件登載されている。

    該当物件に類似した近隣土地が㎡当たり300~500ウォンで取引されるだけに、少なくとも30億~40億ウォン台の鑑定価格が出てくると推定される。ジージーオークションのカン・ウンチーム長は「上記のものは銀行根抵当権の他に地域税務署と区庁の差し押さえ、仁川地方検察庁の仮押さえなどが相当額設定されて、競売が円滑に落札されてもテギュン・ヒョクキ氏に配当金が戻りはしないものと見られる」と明らかにした。

    カンチーム長は、「該当物件はすべて8~9月に競売にかけられ、特別な事情がない限り、2015年の初競売日時が捕えられるのが一般的だが、ユ・ヒョクキ氏の所在が不明であるため送達にだけでも相当な日数がかかり、競売が遅延するだろう」と予想した。
  • 毎日経済_イ・スンユン記者/写真=MBN | (C) mk.co.kr | 入力 2014-10-14 17:34:02