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国別の3大女子ゴルフツアー、賞金順位は米・日・韓の順

3大女子ゴルフツアーのトップランカーを比べてみると 

    • < 韓国賞金1位キム・ヒョジュ、米国賞金1位ルイス、日本賞金1位アン・ソンジュ >

    米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーの賞金王まで獲得した申智愛(シン・ヂエ、26)は、今年の初めに米国を放棄して、日本プロゴルフ(JLPGA)ツアーにメインステージを移した。その結果、申智愛は今シーズン日本で2勝を挙げて、賞金ランキング3位に上がるなど安定した。プロゴルファーの生活を韓国で始めて、米国を経て日本に移した申智愛の選択は、非常に素晴らしかったわけだ。

    韓・米・日のLPGAツアー賞金ランキング10位以内の選手たちを、年齢と飛距離や身長などで比較したときに、申智愛の選択がなぜ正しいのかがはっきりとわかる。

    ドライバーショットで平均235ヤード前後を打つ申智愛としては、長打者がひしめく米国舞台は負担になるしかない。今年、米国賞金ランキング10位以内の選手らの、ドライバーショットの平均飛距離は250.9ヤードだ。一方、日本の賞金トップ10の平均飛距離は245.9ヤードだ。米国より日本でツアー生活を行うことがはるかに有利だ。韓・米・日の3つのツアーの中で最も長打者が多いのは、事は韓国だ。国内女子ゴルフ賞金ランキング10位以内の、ドライバーショットの平均飛距離はなんと258.2ヤードに達する。日本の平均よりも10ヤード以上遠くへ送っている。260ヤード以上を打つ長打者は5人にもなり、最も短い選手でも252ヤードで、日本の平均よりもずっと遠くへ打つ。

    韓国のトップランカーたちは、なぜ米国や日本ツアーの選手たちよりも遠くへ打つのか、年齢と身長を比較してみると明確に証明される。賞金「トップテン」に上がった韓国女子ゴルファーの平均身長は169.2センチだ。半分の5人が170センチを超える長身だ。これに比べて日本ツアー賞金10位以内の平均身長は162.3センチで、韓国女子ゴルファーに比べて低い。背の高い選手たちが「長身」の利点を活用し、長打をよりよく打つことができるのは、あえて説明する必要もない。もちろん、米国女子ゴルフ賞金ランキング10位以内の選手たちは平均170.7センチで、韓国よりも少し高い。しかし、ドライバーショットの平均飛距離は韓国より短い。

    理由は年齢にある。韓国女子ゴルフの平均年齢は、米国や日本に比べて非常に若い。今年の賞金10位以内で活躍した韓国女子ゴルファーの平均年齢は21.4歳に過ぎない。韓国賞金トップテンのうち25歳を超えた選手は、9位のキム・ハヌル(26・BCカード)だけだ。賞金1位のキム・ヒョジュ(ロッテ)と4位のペク・キュジョン(CJオーショッピング)、8位のコ・ジニョン(ネプス)は19歳の同い年だ。これに対して、LPGAは26.4歳でJLPGAは26.9歳だ。最終的には「若さ」と「長身」が、韓国の女性ゴルファーが様々なツアーで大活躍を繰り広げることができた原動力だというわけだ。

    今年のLPGA大会で優勝し、シード権を獲得したキム・ヒョジュとペク・キュジョンは来年、舞台を米国に移して新しい挑戦を行う。今年、米国の賞金ランキング10位以内の選手の平均賞金は148万ドル、日本の平均は9149万円、そして韓国の平均は5億9940万ウォンだ。韓国の舞台がいくら大きくなったといえども、賞金は米国の半分にも満たない。日本も賞金規模では韓国をリードしている。韓国女子ゴルファーが国内舞台に安住せず、米国と日本に絶えず挑戦する理由は明らかだ。
  • 毎日経済_オ・テシク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-11-14 15:51:36