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医・薬の葛藤を呼んだ「薬学相談コーナー」

医師「薬剤師不法医療行為」vs薬剤師「医師の既得権主張行き過ぎ」 

    年初から医師と薬剤師間の葛藤が浮き彫りになっている。国内最大のポータルサイトのネイバーが、去る11日から知識iNに開設した薬学相談コーナー(図)が発端だ。

    全国医師総連合は、薬剤師の答弁内容に医療行為があるとし、コーナー廃止を強く要請した。また、薬剤師ブログで行われる健康相談と疾患の紹介などでも「医療行為が多数見つかっている」とし、対策を講じていると明らかにした。

    全国医師総連合側は「医薬品情報を伝達する過程で疾患を紹介する部分がある」とし、「薬剤師の問診行為という無免許医療行為を助長する可能性がある」と主張した。大韓医師協会も「ネイバーの薬剤師の知識人相談コーナーで問診行為など薬剤師の不法行為があることをモニタリング中」と警告警告している。

    すぐに大韓薬剤師会がつじつまが合わないと反発した。大韓薬剤師会側は「病気に関連する、薬に関する情報を提供するもの」とし、「問題の余地がある部分を一般化させ、不法なものであるかのように主張するのは適切ではない」と反論した。

    大韓薬剤師会は「医師が学業課程で薬について学ぶ時間は4時間だけ」とし、「薬品に対してのみ学ぶ薬剤師が疾病と関連された薬品について相談することを否定することは、既得権守りとしか見られない」と強調した。

    ひとまず、ネイバーは大韓薬剤師会側と会って相談コーナーを維持することにした。ネイバーの関係者は「薬物の誤用・乱用が深刻なため、服薬方法など信頼性のある答えのための趣旨で相談コーナーを新設した」とし、「論難が発生しうる部分については、回答ガイドラインを薬剤師に案内する方針」と明らかにした。
  • 毎日経済_キム・ミヨン記者/写真=NAVER | (C) mk.co.kr | 入力 2014-12-31 16:33:39