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「セマウル運動」広がるウガンダ…雇用で活気あふれる

    政府はウガンダに地球村セマウル運動モデル村づくりを拡大するなど、アフリカ大陸で地球村セマウル運動の拡散に拍車をかけることにした。チョン・ジョンソプ行政自治部長官は21日(現地時間)、ウガンダ現地の地球村セマウル運動モデル村造成事業の現場であるキテム(Kitemu)村とカテレケ(Katereke)村を訪問し、このような方針を明らかにした。

    チョン長官が視察したところは、去る2009年から行政自治部、セマウル運動中央会が支援して造成したモデル村で、理容・美容事業場、ミシン学校、トウモロコシなどの収入作物栽培事業などが進められている。特に、独自のセマウル会を運営して村の金庫を運営し、共同事業から創出した収入の5%を再び村の基金として積み立て、自立成長の基盤を築いている。

    セマウル運動の成果は、あちこちで現れている。ここでセマウル運動が始まって以来、30以上の事業場が新たに生まれ、300人の雇用が生まれた。また、ウガンダ市中銀行の3分の1に過ぎない金利(12%)でセマウル金庫の会員への融資をする事業も脚光を浴びている。実際に会員数は2013年5月の20人から現在の70人に増えた。

    行政自治部は、今年中にウガンダ、地球村セマウル運動モデル村を6つ追加する。また、周辺の14の村が自主的にセマウル運動を取り入れながらウガンダのセマウル運動の村は、22か所に増える予定だ。

    また、アフリカ地域を対象とした地球村セマウル運動招待教育もウガンダをはじめとする8か国から11か国に拡大されるなど、アフリカ内の地球村セマウル運動の拡散に本格的に乗り出す計画だ。

    チョン長官は、「勤勉 自助 協同」と書かれた直筆の額縁を現地の農業指導者研修院長に渡し、「やればできるというセマウル精神が、ここからウガンダ全域に広がっていくことを期待している」と語った。
  • チェ・ヒソク記者 | 入力 2015-03-22 15:15:11