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乗車拒否の言い争いを防ぐ…ソウルタクシーの表示灯に「ソウル」表記

    ソウル市の禾谷洞に暮らす会社員Aさんは、ある金曜日の夜の飲み会の後、タクシーをつかまえようとして乗車拒否を受けた。 Aさんは茶山コールセンター(ソウル市運営のコールセンター)に電話して乗車拒否の申告をしようとした。しかし、Aさんがつかまえたタクシーはソウルの乗客を乗せることのできない京畿道のタクシーで、乗車拒否申告の対象に該当しないという答えが返ってきた。

    ソウル市はAさんのように混乱する事例がないように、ソウルのタクシーの天井に付いているタクシー表示灯の前面に「ソウル」と表記することにしたと7日に明らかにした。

    旅客自動車運輸事業法85条よると、他の市・道のタクシーは該当の市・道の客だけを乗せることができる。これに違反すると罰金40万ウォンか運行停止5日に処せられる。しかし、夜にタクシーをつかまえる乗客はタクシーの営業区域を容易に区別しにくく、乗車拒否に関する言い争いの原因になったりしていた。現在、ソウルの個人タクシーは、タクシーの表示灯の前面には「個人」、裏には「タクシー」と表記しており、法人タクシーの前面は「タクシー」、裏は「TAXI」になっている。

    しかし、今月末にタクシー表示灯の交換が完了すれば、個人・法人タクシーすべて、タクシーの表示灯の前面は「ソウル」、裏は「タクシー」または「TAXI」に変わる。

    市は今後、京畿道と仁川などの他の市・道のタクシーも事業区域名を表記することができるように協議していく予定だ。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-05-07 08:28:43