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裁判所、エリオットのサムスン物産合併関連の仮処分訴訟を棄却

  • エリオット・マネジメントが、サムスン物産と第一毛織の合併を防ぐために提起した2件の仮処分訴訟を、法院(裁判所)がすべて棄却した。

    ソウル中央地方法院民事合意50部(キム・ヨンデ民事上級部長)は、エリオットが提起したサムスン物産と第一毛織の合併に関連する株主総会招集通知と決議の禁止、自社株の売却禁止の仮処分申請を1日、棄却した。

    法院は、エリオットの合併​​比率が不公正だという主張に対して「算定基準となった株価が資本市場法上の相場操縦行為、不正取引行為等により形成されたなどの特別な事情がない限り、合併比率が著しく不公正であると見ることはできない」と明らかにした。資本市場法施行令に規定された10%割増の条項についても「自律に委ねられている割引や割増をしなかったという事情だけで、合併価額と合併比率の算定が不公正であるとすることはできない」と指摘した。

    今回の棄却により、サムスン物産は第一毛織との合併に法的正当性が与えられ、合併作業に加速度がつくと予想される。
  • 毎経ドットコム キム・ヨンヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-07-01 11:29:55