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会社の同期が憎らしいときは「自分より成功しているとき」

成功した同期(43.5%)が陰口をたたく同期(24.6%)より憎い 

    一緒に入社した同期生たち。学業を終えた後、社会への第一歩を踏み出した新米たちは、ときめきと一緒に同じ釜の飯を食べることになった会社の同期と友情を作り上げる。

    先輩たちの厳しい叱責に対して同期生は頼れる避難所となってくれる。仕事の後に一緒に夕食を食べて、社内の情報をやりとりする。先輩と上司の品定めも面白い話の種だ。

    しかし、会社の同期とどこまでも友情を分かち合うことはできない。彼らは将来的に克服すべき競争相手であるからだ。新米のサラリーマンは、いつ頃、会社の同期を意識して、憎み始めるのだろうか。

    市場調査会社マクロミルエムブレインのトレンドモニターが、これに対する答えを出した。最近、会社員500人を対象に実施したアンケート調査で、会社の同期が嫌いになり始めたときについて「同期が自分より良い評価を受けたとき」と答えた回答者が43.5%で最も多かった。

    続いて「密かに自分を無視するとき」(30.1%)、「陰で自分のうわさ話をするとき」(24.6%)が後に続き、「自分の立場をわきまえず、無謀な言動で別の同期の悪口を言う同期」が憎くなり始めるという回答も15.9%を占めた。

    噂話をする同期の人よりも、成功している同期の人をより憎むということから、会社員の競争心理を読むことができる。

    それにもかかわらず、同期は会社生活を共に乗り切る心強い助っ人でもある。同じ調査で、回答者の半数以上(52%)が「会社で同期の助けを受けたことがある」と答えた。

    「会社の同期について、いつ心強く思うか」という質問に、「上司のうわさ話をしたり、会社生活で頼りになるとき」という回答が43.7%で最も多く、「善意の競争相手に刺激を受けるとき」という回答も28.3%に達した。

    特に会社の同期との絆の強い友情は同じ職場にずっといるときよりも、同期が職場を去った後、より密接になることが分かった。離職を経験した会社員392人に「今も親しくしている昔の会社の同期がいるか」と質問した結果、2人以上いるというケースが69.6%にもなった。転職を経験していない人のうち「二人以上の入社同期と親しく過ごしている」という回答が65.7%であるため、離職後に同期愛が変わらなかったり、むしろ強化したことを示している。

    会社の同期と私的な集まりをする回数に対しては「月1回」が26.2%で最も多かった。

    異性の同期との恋愛については、回答者の64.8%が「恋愛相手に発展することがある」という意見を表明しており、「実際に二人で映画を見るなど、デートをすることがある」という回答も50.6%だった。
  • O2CNI_Lim, Chul /資料=マクロミルエムブレイン/写真=photopark.com | 入力 2015-07-12 09:00:00