ニュース > スポーツ
テコンドーで勢いを付ける韓国、狙うは総合1位
2015光州夏季ユニバーシアード
- すでに歴代最高の成績をあげている韓国が追加で金メダル40個以上を獲得して史上初の総合1位の座を狙っている。
2015光州夏季ユニバーシアードが日程の半分を消化した中で、韓国は8日まで三日連続でメダル順位1位を守った。この日まで全体金メダル273個中130個の主人公が選ばれた中で、韓国は金メダル28個、銀メダル18個、銅メダル14個で2位の中国（金17、銀13、銅18）と3位日本（金16、銀14、銅18）を軽く抑えて堂々の1位となった。
この日までの成績だけでも韓国は当初の目標だった「金メダル25個」を軽く飛び越えた。2011年中国・深センユニバーシアード大会にて打ち立てた歴代最高成績（金28、銀21、銅30、総合3位）も飛び越えた。思っているよりも早いメダル獲得ペースに韓国は「金メダル40個以上、総合1位」に目標を上方修正した。
韓国の歴代ユニバーシアード最高順位は2003年大邱夏季ユニバーシアードと2009年ベオグラードユニバーシアード、そして2011年の深センユニバーシアードでの総合3位だ。冬季大会まで含めれば2007年のイタリア・鶏の冬季ユニバーシアードにて韓国は金メダル10個を獲得して総合1位となったことがあるが、夏季大会では2位になったこともない。
夏季ユニバーシアード初の総合順位1位を狙う韓国は、惜しくも2位にとどまったとしても歴代最高の成績を得ることになる。
実際に金メダル40個突破と総合順位1位は簡単な目標ではない。しかし可能性も無いわけではない。9日に開始される韓国の得意種目であるテコンドーに金メダル18個がかかっている。目標はこの中の半分以上。韓国は先立って開かれたテコンドー型（プムセ、品勢）にかかった金メダル5個をすべて持ち帰り雰囲気が高まっている状態だ。
これと共にゴルフとソン・ヨンジェが支える新体操、イ・ヨンデなどが出場するバドミントン、韓国テニス界の希望チョン・ヒョンが支えるテニス、卓球、ハンドボールなども金メダルの可能性が高いため、大きな異変がないかぎりは「金メダル40個」という目標は達成可能だ。
史上初の総合1位達成の足かせは「メダル畑」の陸上と水泳、射撃だ。
8日に開始された陸上にかけられている金メダル数は50個。この中で韓国の目標はたった1つ。幸いな点は韓国と1位を争う中国と日本が独走する可能性は大きくないということだ。国際大会として行われるだけに、陸上で強さを見せるヨーロッパとアフリカ国家の選手たちが金メダルを分けるものと予想される。
また中国と日本が強みを見せる水泳に金メダル17個、飛び込みと射撃にそれぞれ金メダル5個と11個がかけられている。しかし韓国は8日まで射撃で金メダル5個をふくむ11個のメダルを獲得しており恐るべき実力を見せている。 - 毎日経済_チョ・ヒョソン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-07-09 17:08:47
