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カン・ジョンホ、マルチヒット…10試合連続の「安打行進」

  • 姜正浩(カン・ジョンホ/28歳、ピッツバーグ・パイレーツ)のバットはとくに7月に熱い。国内舞台で活躍するときも、7月に打撃感が絶頂になる。昨年の打率0.418を含めて4年間の平均は0.357で月間成績が最も良かった。米国メジャーリーグ(MLB)でも「7月のサナイ(男)」の面目が遺憾なく発揮されている。

    姜正浩は24日(韓国時間)、米ペンシルバニア州ピッツバーグのPNCパークで行われたMLBピッツバーグ・パイレーツとワシントン・ナショナルズ間のMLBホームゲームに5番打者兼遊撃手として先発出場し、2塁打2本を爆発させる長打力を誇示した。この日、2塁打のみの「マルチヒット(一試合2安打以上)」を記録した姜正浩は11日、セントルイス・カージナルス戦から10試合連続の「安打行進」を続け、ピッツバーグのクリント・ハードル監督の目に確実にとまった。

    10試合連続安打だけでなく、姜正浩は20日のミルウォーキー・ブルワーズ戦からこの日の試合まで、5試合連続「マルチヒット行進」を続け、チームの打線をリードした。

    1回の裏、最初の打席はショートフライに退いた姜正浩のバットは、3回裏から本格的に火を噴いた。

    姜正浩はピッツバーグが2対0でリードした3回裏、2死で走者のない状況でワシントンの先発投手ダグ・フィスターの時速132キロのカッターをつかまえて2塁打を放った。後続の打者ペドロ・アルバレスの打席で出た暴投のときに姜正浩は3塁を踏んだが、後続打の不発に得点できなかった。

    気持ちの良い2塁打を放った姜正浩は、チャンスでも強い姿を見せてくれた。

    5回表、ピッツバーグの先発投手フランシスコ・リリア―ノの連続暴投で1点を奪われ、2対1で追撃され始めた5回裏、姜正浩は1死1塁のチャンスで左翼方向に2塁打を放ち1点を追加した。相手の悪送球に乗じて3塁まで走る積極的な走塁プレーを見せた姜正浩は、後続の打者アルバレスのゴロでホームを踏んで得点まで上げた。

    姜正浩は守備でも安定した姿を見せた。 6回表、ショートの守備に出た姜正浩は1死1塁の状況で併殺打を放ってイニングを終え、7回表から3塁手に移動し、ピッツバーグの7対3の勝利に力を加えた。

    この日、4打数2安打1打点を記録した姜正浩は打率を0.282に引き上げた。 7月の18試合だけを基準にすると、姜正浩は打率0.355を記録してピッツバーグの最高のスラッガーに位置づけられた。

    最近、姜正浩が上昇を示す理由としては、変化球への対処能力が高まったという点が挙げられる。

    今シーズンのMLBにデビューした姜正浩は、ファストボールやスライダーには強い姿を見せたがシンカーとカッターに苦戦した。この日の試合前までのシンカー打率は0.077にとどまり、カッターを相手にしては一本のヒットも記録していなかった。

    姜正浩はオールスター戦のオフ期を前後に、変化球への対処能力が目に見えて改善された様子を見せている。 「オールスター戦のオフのあいだ、多くのビデオを見ながら投手を分析した」と語った姜正浩は、変化球相手の打率0.294を記録して弱点をすっきりと補完した姿を見せている。
  • 毎日経済_チョン・ソクファン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-07-24 16:08:51