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絵文字にも世代差…20代は多様に、中年層は簡潔・正確に

    • < 壮年層のグループチャットを再構成したもの >

    フィーチャーフォン(2G携帯電話)時代を経験した韓国の40代や50代は「^ - ^」、「@ _ @」などのキーボードの符号絵文字でメッセージに感情を乗せて送信した。90年代のデジタル環境で生まれ、幼年時代から、携帯電話やスマートフォンを使ってきた10代や20代のモバイルネイティブ世代は、キャラクターが使用された絵文字(スタンプ)で単身メッセージを送信することでよく知られている。

    2日、韓国のブランドデザイン学研究に掲載された「インスタントメッセンジャー絵文字の使用における20代と中高年層の特性比較研究」によると、スマートフォンを使用している20代と中高年層(44歳~54歳)との間で絵文字の使用による世代差があらわれることが分かった。

    カカオトークを使用している20代の男女10人(平均21.0歳)と中年層の男女10人(平均51.2歳)を対象に研究を進めた結果、特に使用頻度、顔文字を使用する文脈などで区別される特徴が発見された。

    20代が絵文字を一日平均24.5回使用している間、壮年層は5分の1の水準である5.1回絵文字を使用した。1週間に2回以上使用する絵文字の数も20代は203個、壮年層は19個と顕著な差を見せた。

    • < 20代のグループチャットを再構成したもの >

    20代は絵文字で表現しようとする感情が豊かで多様だった。例えば、20代は相手をにらむキャラクター絵文字を △顔色を見ているとき △すねたとき △疑っているとき △不確かなときなど、様々な文脈で使用した。空腹、疲れ、勉強などの具体的な状況を表現するために有料で顔文字を購入する傾向も明らかになった。

    研究進行役のイ・ヘギョンさん(漢陽大映像デザイン専攻博士課程)は、「20代はあえて文字で説明せずに顔文字を表示するだけでも、対話を続けていくことができる」と説明した。

    20代とは異なり、中高年層は状況を描写するよりも、会話の中で同意、励まし、賞賛など、自分の意志を明確に伝えることができる顔文字を使用した。怒り、悲しみ、憂鬱など否定的な感情を現わす表現は使わなかった。

    ある中年の参加者は「いくら友人同士でも、軽かったりいたずらな動きのある絵文字はあまり使用しない」とし「絵文字も確実な表現として伝達されることを好む」と述べた。
  • 毎経ドットコム キム・ジャンディ記者 / キム・スルギ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-08-03 14:23:58