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過労で死亡したバスの運転手…裁判所「3600万ウォン支給せよ」

  • 過労で死亡したバスの運転手の遺族に対して、会社側が直接損害を賠償するようにという法院(裁判所)の判決が出た。

    ソウル中央地方法院(地裁)民事62単独チョン・ヒイル判事は、高速バスの運転手として働いていたときに過労で死亡したAさんの遺族が会社を相手に起こした1億ウォンの損害賠償請求訴訟で、「会社は計3千6百万ウォンを支払うように」と原告一部勝訴で判決を下した。

    裁判部は、「労働者の十分な休息を確保して、業務の負担を軽減する適切な措置を講じる保護義務があるにも関わらず、何の措置もとらなかった過失がある」と述べ、このような判決を下した。

    Aさんは、2009年1月にソウルから大邱までの高速バスの運行を終えて午前5時半ころ帰宅して眠った後、正午ごろに外出したが、突然倒れて死亡した。
  • MBN ソン・ハンビッ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-08-05 17:50:00