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韓国成人の75%、「時間が足りない」

    • < 時間不足が不足する原因 >

    働き盛りの年齢である30~40代の会社員は、「忙しい」という言葉を常に口にしながら暮らす。夜明け前に家を出て、夜遅くに帰宅する平日はもちろん、週末にも色々な残業で休む暇がほとんどない。疲れた人生を生きる彼らにとっては、家族と過ごす時間すらも、ときには仕事のように感じられたりする。

    では、30~40代の会社員が実際に自分自身を振り返って見たり、家族に心を注ぐ時間が絶対的に不足しているのだろうか。

    市場調査機関であるマクロミルエムブレイントレンドモニター(www.trendmonitor.co.kr)がこの質問に答えを出した。韓国人は常に時間に追われながら暮らしているものの、これは物理的な時間の不足ではなく、心理的に時間に余裕を持つことができないからだというのが、トレンドモニターの調査の結果だ。

    8月初め、韓国全国の成人男女2000人を対象に実施した調査の結果によると、回答者全体の75.1%が、普段から時間が足りないということを考えながら生きていることが分かった。特に30代(20代78.2%、30代81.2%、40代75.4%、50代65.4%)が日常生活の中で時間が足りないという印象を最も多く受けていることが分かった。時間が足りないと感じたことがないという回答者は10人中2人しかいなかった。

    時間が不足している理由については、物理的な時間の不足(34.1%)より心理的な時間の不足(61.5%)から答えを探す人が多かった。つまり、仕事で成果を出さなければならないという強迫がストレスや不安感を招きながら、時間に追われる生活を作っているという説明だ。

    時間不足を多く感じる状況に対しては「するべき仕事や勉強が多いと感じるとき」(46.2%。重複回答)が最も多く、休憩時間を作ることができないとき(38.8%)、または、現在の仕事や勉強に終わりが見えないとき(33.6%)時間に追われることが分かった。

    個人的な時間活用の調査​​で、回答者の半数以上(55.6%)が「時間を買うことができれば買いたい」と答え、女性(51.1%)より男性(60.1%)が、若年層(20代63.8%、 30代56.8%。40代55.4%)ほどこの傾向が顕著になった。

    今回の調査で、完全に自分のためだけに使用できる空き時間について、回答者全体の15%だけが「十分だ」と答え、個人の自由な時間がほとんどないか、(29.4%)、または全くない(4.1%)と答えた人も10人中3人以上に達した。
  • O2CNI_Lim, Chul/資料=マクロミルエムブレイン | 入力 2015-08-16 08:00:00