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4日間の強行軍の末、南北交渉劇的妥結…北「遺憾」を表明

  • 南北が4日間続いた高官協議を介して、北側の「地雷爆発」遺憾表明、南側の拡声器放送中止などの6つの項目に劇的に合意した。

    金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長は25日未明、南北高官協議妥結後、青瓦台(大統領府)春秋館でブリーフィングを持ち「交渉の過程で難航も多かったが、忍耐を持って協議して合意した」とし、「南北高官接触共同報道文」を公式発表した。

    プレスリリースによると、北朝鮮は最近、軍事境界線DMZ南側地域で発生した地雷の爆発により南側軍人が負傷したことに対して遺憾を表明した。

    南側は非常事態が発生しない限り、軍事境界線一帯ですべての対北朝鮮拡声器放送を25日昼12時から中断することにした。これにより、北朝鮮の地雷挑発以後、韓国の11の地域で実施されていた拡声器放送は同日正午から中断され、北側は​​準戦時状態を解除することにした。

    キム室長は「地雷挑発など一連の事件について、私たちは北朝鮮が主体となる謝罪と再発防止の約束を受け取った」とし「北朝鮮の目標は、対北朝鮮拡声器放送中止だったのだが、(北朝鮮の挑発)再発防止と連携させて、『非常事態が発生しない限り』という条件を付けて、様々な含蓄のある目標達成が可能だった」と説明した。

    特に南北は▲秋夕(チュソク)を契機にした離散家族再会推進 ▲南北関係改善のための当局会談の開催 ▲民間交流の活性化などにも合意したことにより、これまで凍りついていた南北関係が雪解けの局面を迎える見込みだ。

    キム室長はブリーフィングで、「今回の接触を介して、北朝鮮の挑発行為に対する再発防止と南北関係の発展の契機を設けたことは非常に幸いなこと」としながら「国民の期待に応える新しい南北関係を作っていく契機になること期待している」と述べた。

    先立って南北は、北朝鮮の挑発に触発された軍事的緊張状態を解決するために、過去22日午後6時30分から高官協議を再開し、停会と再開を繰り返す陣痛の末、この日の午前0時55分、最終合意を導出した。
  • 毎経ドットコム オ・ヨンフンインターン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-08-25 08:52:38