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国民1人あたり2回も?最近5年間で流出した個人情報9000万件

    最近5年間に流出した個人情報の件数が9000万件を超えることが分かった。

    10日、国会未来創造科学放送通信委員会所属のウ・サンホ議員が放送通信委員会が提出した資料を分析した結果によると、2011年7月~2015年7月までの個人情報漏出は事故は総107件が発生し、確認された個人情報流出件数は9218万件だった。数値だけを見れば国民1人当たり2度に近い個人情報流出事故があったことになる。

    年度別の流出事故件数を見ると2011年3件、2012年19件、2013年5件、2014年73件、2015年7月まで7件の個人情報流出事故が起きた。

    流出件数を見ると2011年が4855万件でもっとも多く、2014年にも2984万件の個人情報が流出した。

    流出事故107件中、個人情報流出件数が確認されていない事故が22件である点を勘案すれば、より多くの個人情報が流出しているものと推測される。

    流出原因はハッキングによる事故が53件で全体の49.5%に達した。続いて原因が確認されていない事故が39件(36.4%)、その他にもシステムエラー、退職職員の故意による流出、悪性コード(ウィルス)感染、詐欺による個人情報閲覧などが主な原因に挙げられた。

    ウ議員は「放送通信委員の個人情報流出事故対策がほとんど事業者の自主的な点検や自己申告によるものであるため事故を防止するには不十分だ」とし、「流出事故が発生しても賦課される課徴金や過料規模が大きくないため実効性のある制裁がされていない」と批判した。
  • 毎経ドットコム_デジタルニュース局 /写真=photopark.com | (C) mk.co.kr | 入力 2015-09-10 11:24:45