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外国人労働者の賃金未払い2年間で41%増加…今年史上最大の展望

  • 韓国で、外国人労働者に対する賃金未払いが毎年大幅に増えており、今年は未払い規模が史上最大を記録すると予想される。

    11日、韓国国会環境労働委員会所属のセヌリ党イ・ジャスミン(Jasmine Lee)議員が雇用労働部から提出を受けた国政監査資料によると、2012年の外国人労働者の未払い賃金は9378人、240億ウォンだった。これは、2013年の9625人、281億ウォンより増えており、昨年にはさらに1万2021人、339億ウォンへと増加した。2年間の増加率はなんと41.2%に達した。

    今年に入って6月まで6789人が、204億ウォンの賃金未払いを経験したことが分かった。このような傾向のままだと、年末には未払い額が400億ウォンを超え、過去最大を記録すると予想される。

    業種別にみると、昨年、外国人労働者の賃金未払い額のうち、製造業が181億ウォンで全体の53%を占めた。建設業93億ウォン(27%)、卸小売・食品・宿泊業25億ウォン(7%)などが後に続いた。

    地域別では、中部労働庁(京畿・仁川・江原管轄)の外国人労働者の賃金未払い額が152億ウォン(44%)で規模が最も大きかった。釜山労働庁(釜山・慶南)52億ウォン(15%)、大田労働庁(大田・忠清)38億ウォン(11%)などが後に続いた。

    韓国全体の労働者の賃金未払い額のうち、外国人労働者が占める割合は、2012年の1兆1771億ウォンのうち240億ウォンと、2.0%を占めた。続いて2013年には1兆1929億ウォンのうち281億ウォンで2.4%、2014年は1兆3194億ウォンのうち339億ウォンで2.6%、今年上半期は6185億ウォンのうち204億ウォンで3.3%を占めた。

    イ・ジャスミン議員は「韓国語が下手で救済手続きをよく知らないため、雇用部に陳情していない事例まで勘案すれば、外国人労働者の賃金未払い規模ははるかに大きいとみられる」と述べた。

    イ議員は、「未払い事業主に対する強力な制裁と監督の強化はもちろん、外国人労働者が賃金未払いに対処するコツなどを雇用部が積極的に知らせ、教育しなければならない」と強調した。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-09-11 09:46:16