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怒ってコーヒーが顔にはねたら、裁判所「暴行罪成立」

    韓国で、他人の顔にコーヒーをかけた場合は暴行罪で処罰を受けるという判決が出てきた。

    ソウル中央地方法院(地裁)刑事23単独のホ・ジョンリョン判事は、暴行容疑で起訴されたA被告(40)に罰金30万ウォンを宣告したと16日、明らかにした。

    外資系企業の常務取締役であるA被告は、今年3月に待機発令中の従業員Bさんがオフィスに座っているのを見て腹が立った。家で待機するように命令した自分の指示に従わなかったからだ。A被告は、暴言と一緒にBさんの机にあったマグカップを自分の手で払いのけた。するとマグカップが倒れながら中にあったコーヒーがBさんの顔や服にはねた。幸いなことに、コーヒーは熱い状態ではなかった。

    警察の調査の末、裁判に引き渡されたA被告は、暴行容疑を一部否認したが、ホ判事は受け入れなかった。裁判所は「A被告は自分の行動により、コーヒーがはねることを予想できた状況だと見て、有罪と判断した」と伝えた。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 / 写真=photopark.com | (C) mk.co.kr | 入力 2015-09-16 08:36:20