韓国の保健福祉部、マーズの被害医療機関に損失補償

韓国の保健福祉部は、秋夕（チュソク）の連休を控えて、中東呼吸器症候群（MERS / マーズ）で経営が苦しくなった医療機関に損失補償金1000億ウォンと緊急支援資金4000億ウォンなどを支給すると22日、明らかにした。

マーズ患者の治療・診療等に参加した133の医療機関には、「マーズ損失補償金」1000億ウォンが概算給として支給される。概算給とは、支給額が確定する前に、おおよそ見積もった金額を支給する方法だ。マーズ確定患者を陰圧隔離室で治療した病院（27カ所・298億ウォン）と疑われる患者を診療した病院（18カ所・104億ウォン）が支給対象だ。

マーズの隔離患者が大規模で発生して、病院の全部または一部を閉鎖した集中管理病院（14カ所・477億ウォン）、患者が発生・経由した病院級以上の20カ所（114億ウォン）、医院級54カ所（7億6900万ウォン）なども含まれた。
毎日経済 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-09-22 16:53:00