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韓国と米国、日本の外相がニューヨークで会談、北朝鮮の挑発に強力な警告

    韓国と米国、日本の外相が米国ニューヨークで会談し、北朝鮮が追加挑発をすれば、国際社会の強力な制裁が伴うだろうと警告した。

    韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と米国のジョン・ケリー国務長官、日本の岸田文雄外相は29日午前、ニューヨーク・マンハッタンの中心部にあるロッテニューヨークパレスホテルで会って、北朝鮮の脅威をはじめとするグローバルな問題に対する認識を共有した。

    会談では、次の週に予想される北朝鮮の長距離ロケット発射と4回目の核実験などに対する懸念を同じくして、北朝鮮の挑発が実際に行われれば、強力に対処しようということで意見を集めた。 3カ国の大臣が会合したのは、昨年8月以来のことだ。

    会談が終わった後、ユン長官は「米中首脳会談を含めて、最近行われた一連のトップ会談で、北朝鮮の挑発を容認することはできないというメッセージを明確に送った」としながら「今日の3カ国の外相会談でも、北朝鮮の脅威への懸念と対応方案について話された」と語った。

    北朝鮮は14日、国家宇宙開発局長が朝鮮中央通信記者とのインタビューで、労働党創建日の翌月10日ごろのロケット発射を示唆したのに続き、秋夕の27日に平壌放送を介してロケット発射が「主権国家の堂々とした自主的権利」と発言して北東アジアを再び緊張させている。

    ユン長官は「安全保障理事会を含めて、国際社会が協調して北朝鮮の挑発の可能性を抑止しようという話と、それでも北朝鮮が挑発すれば安保理の追加措置を含めて、国際社会が迅速かつ断固とした措置をとるとの立場を共有した」と付け加えた。

    彼は、北朝鮮の追加挑発があるときには、以前よりも恐ろしい代価を払うことになるだろうと警告した。彼は「安保理次元で以前よりも強い、北朝鮮が苦しむほかない措置を実務的に検討し始めた」とし「いつ、どのような形でするかは、さらに見守らなければならないが、北朝鮮が経済的にだけでなく、外交的にもより孤立するだろう」と述べた。

    北朝鮮の脅威と関連して、3カ国の外相は、緊密な連携を維持しながら、今後の適切な時点に韓・米・日の6カ首席代表協議を開催して、さらに具体的な対策を議論することにした。この日の会談で、ユン長官は最近改訂された日本の安全保障法制が、韓国の主権を尊重する方式で透明に履行されなければならないという立場を再び伝えており、新防衛協力指針と安全保障法制を透明な方法で実施するために行われている3国の関係当局間の実務協議などを肯定的に評価した。ユン長官は「われわれのメッセージがうまく伝達されたものと考えている」と述べた。

    この日の会談では、このほかに、国連平和維持活動と保健安保と開発協力、気候変動など、世界的な懸案の解決のために政策を共有するなど、協力を一層強化することにした。会談に先立ち、ケリー長官は、すべての発言を介して「環太平洋経済連携協定(TPP)という歴史的な貿易協定を結ぶために交渉中のわれわれには重要な経済的機会だが、同時に、非常に重要な安全保障的課題もある」とし「北朝鮮が全員に継続的に安保的な挑戦を加えてきている」と批判したと、米国務部が伝えた。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-09-30 08:27:04