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マーズを遅れて報告、前サムスンソウル病院長を検察に送致

  • 昨年の夏、韓国でマーズ(MERS)事態当時、マーズが疑われる患者を診断していたにも関わらず、保健当局への届出が遅延したとして、ソン・ジェフン前サムスンソウル病院長が、検察に送致された。

    3日、ソウル水西警察署は、マーズが疑われる患者を保健当局に遅れて申告したソン・ジェフン前院長とサムスンソウル病院を「感染症の予防および管理に関する法律(感染症法)」に違反した疑いで検察に起訴意見で在宅送致したと明らかにした。

    警察は、ソン前院長と病院・保健所関係者を召喚し、関連資料を分析した結果、病院が6月3日から7月3日まで2700人を診断し、このうち1000人のマーズが疑われる患者がいたにも関わらず、2~28日遅く保健当局に申告していたことが分かった。捜査の進行過程で病院側は「意図的遅延ではない。マーズ事態当時、保健当局が『陽性の場合にのみ、申告するように』と口頭で指示をした」と容疑を否認したが、警察は保健当局である疾病管理本部に照会した結果、実定法を破ったことに変わりはないと判断した。

    警察は、ソン前院長が、一部のマーズ患者を保健当局に遅れて申告したという江南区(カンナムク)保健所の告発状を受け付け、過去4カ月間、ソン前院長と病院の捜査を進めてきた。感染法11条によると、第4群の感染症であるマーズにかかっていると疑われる患者が発生した場合は、遅滞なく保健当局に申告するようになっている。

    ソン前院長は感染法11条違反の罰則規定に基づいて、罰金200万ウォンで略式起訴される可能性が高いことが分かった。ソン前院長は先月、院長の任期を2年6カ月前にして辞任している。
  • 毎日経済 ヨン・ギュウク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-11-03 13:59:27