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夢叶えた脱北者…初の7級公務員が誕生

  • 統一部は3日、北朝鮮離脱住民(脱北者)5人を一般職7級(2人)などの正規職公務員として公開採用したと明かした。

    統一部は脱北民を契約職として採用したり、9級一般職として公開採用した場合はあったが、7級一般職公務員として採用したことは今回が初めてだ。統一部関係者は「脱北民の公職進出拡大次元において、去る9月採用を決定した後に書類審査と面接などを経て最終的に5人を選抜することとなった」と話した。

    今回の公開採用には総104人の脱北民が応募して高い競争率を見せた。2人ずつ選ばれる行政主事補(7級)と行政書記補(9級)はそれぞれ13対1の競争率を記録した。

    脱北民制作支援、相談などの業務を行う7級行政主事補は人文社会科学修士号以上の所持者が、予算・会計業務を担当する9級行政書記補は任用予定職位関連職務分野にて3年以上研究もしくは勤務した脱北民が募集対象となった。1種大型運転免許所持者が応募可能な9級運転書記補(1人)も15対1の競争率だった。

    公開採用合格者たちは、身元調査と照会などを経て今月中旬以降最終任用され、素養・職務教育を受けた後に部署に配置される予定だ。統一部関係者は「新たに採用された北朝鮮離脱住民たちが職務にしっかりと適応できるようにする一方、関連部処と協力して今後もより多くの脱北民が公職に進出できるようにする」と話した。
  • 毎日経済_キム・ソンフン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-11-03 14:42:15