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韓国、世界平和指数51位

キム・ジンヒョン理事長「政治対立で、昨年より4段階下落」 

  • 政党間の対立が激しくなって韓半島情勢と日韓関係の梗塞が継続され、今年、韓国の世界平和指数(World Peace Index)の順位は、昨年より4階段下落した。

    14日、民間研究機関である世界平和フォーラム(理事長キム・ジンヒョン)は、我が国の平和指数が100点満点で72.9点を受けて、世界143カ国のうち、51位を記録したと述べた。今回の調査では、北朝鮮は56.1点で昨年より4階段下落した114位と集計され、下位圏から抜け出せずにいる。キム理事長は「韓国と北朝鮮を含めて、韓半島の平和水準を上げるには、軍事・外交的の平和水準を促進するための努力が優先されなければならない」と強調した。

    今回の調査で「世界で最も平和な国」という栄誉は、ドイツが占めた。ドイツは2013年の調査時から3年連続で1位を守っている。また、アイスランド、カナダ、スウェーデン、スイスなど、北米・西ヨーロッパ国家が5位以内に布陣した。2011年の分離独立以降、紛争が続いている南スーダンは、最下位に留まる不名誉を抱いた。

    特に今回の調査結果を見ると、全体的な今年の世界平和水準は67.4点と、2000年指数算定以降に最も低い数値を記録したことも目立つ。

    9・11テロ事件が発生した2001年に70.3点を記録した平和指数は、その後、2010年まで全般的に上昇を見せた。しかし、2008年の米国発の金融危機の余波が全世界に拡散された以来、急激に下落した。今年には、ヨーロッパの経済危機をはじめ、「アラブの春」の波動、イスラム国家(IS)などの中東情勢の急変やテロ事態により、社会・経済的安定が脅かされる現実が反映された。

    世界平和指数は、世界平和フォーラムがソウルで統計情報の収集が可能な143カ国を対象に、昨年の平和状態を△ 国内政治△ 軍事・外交△ 社会・経済部門などに分類した後、総合的に分析して算出する。
  • 毎日経済 キム・ソンフン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-12-14 17:30:28