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パク大統領とオバマ大統領、20分通話…米韓同盟の堅いことを強調

◆ 北、4回目の核実験 ◆ 

  • 7日午前9時55分、オバマ米大統領が朴槿恵(パク・クネ)大統領に電話をかけてきた。オバマ大統領は異例で、韓・米同盟の堅いことを強調するために本人が直接電話したものだと理由まで明らかにした。パク大統領はこれに対して感謝の気持ちを表し、緊密な協力を念押しした。韓・米両首脳はこの日の通話で、北朝鮮の核実験に対して強力な共同対応の意志を明らかにし、両国だけでなく国際社会で北朝鮮制裁案を議論するために、緊密に協力することに意見を一致させた。この日、両首脳間の通話は20分間行われた。

    オバマ大統領はパク大統領に、「北朝鮮の核実験は域内の安定を阻害し、国連安全保障理事会の決議による義務と、6カ国協議の枠組みの中での義務に違反する」とし、「米国は同盟国の安全を守るために必要なすべての措置を取るだろう」と語った。オバマ大統領は続けて、「米国の韓国に対する防衛公約は神聖なものであって、揺らぐことのないことをパク大統領に直接強調するために電話したものだ」と付け加えた。

    パク大統領はオバマ大統領に感謝の気持ちを伝え、「北の核実験直後、韓・米両国政府が迅速に糾弾声明を発表し、外交・国防当局間の緊密な協力を行ったことが韓・米同盟の堅いことを示している」と語った。

    これに対してオバマ大統領は、「最も強力で包括的な制裁が必要だ」とし、「このために韓国と緊密に協力していく」と約束した。両首脳は特に今回の核実験について、北朝鮮が相応する対価を払うべきだということで認識をともにし、国連安保理で強力な決議が迅速に採用されるように、緊密に協力することにした。通話の最後にオバマ大統領は、「長年の懸案であった日本軍慰安婦問題に合意を成し遂げたことを祝い、正義の結果を得たパク大統領の勇気とビジョンを高く評価する」とし、「米国は今回の合意履行を積極的に支援する」と語った。

    外交部も尹炳世(ユン・ビョンセ)長官を中心に、対北・北核ラインを総動員した全方位外交戦に突入した。

    特にユン長官はこの日未明、ジョン・ケリー米国務長官と電話で通話しながら「北朝鮮の核実験は国際社会に対する容認できない挑戦行為」だというところに意を一致させ、北朝鮮が「高い代価」を払うように、国際社会が明確なメッセージを出すことが重要だと共感した。ユン長官は前日の夜には岸田文雄日本外相と接触をとることもした。

    韓民求(ハン・ミング)国防長官は6日午後、アシュトン・カーター米国防長官と電話通話を行い、北朝鮮の無謀な挑発は国際法違反であり、韓半島とアジア・太平洋地域全体の平和・安定に対する脅威だということで意見を一致させた。
  • 毎日経済_ナム・ギヒョン記者/キム・ソンフン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-07 22:17:30