記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
ニュース > 総合

違法扱いされた「ヘイ・ディーラー」や「コールバス」が営業再開か

釘を刺されたオンライン自動車競売「ヘイ・ディーラー」蘇る 

  • 自動車管理法の「規制」で釘を刺され暫定閉鎖していた「ヘイ・ディーラー(Hey Dealer)」が蘇るようだ。違法論議に巻き込まれたウーバータクシーのバス形態である「コールバス(CALLBUS)」も生きる道を探すことになった。カン・ホイン国土交通部長官は12日、ソウルのザ・プラザホテルで「国土交通未来産業朝食懇談会」を開き、先導型情報通信産業に障害となっている各種の規制を積極的に緩和することを明らかにした。

    この日の懇談会ではオンライン・カーオークション会社のヘイ・ディーラーと「チョッチャオークション」、オンラインバスサービスプロバイダの「コールバスラボ」と「ワイズダム(Wisedom)」、モバイルタクシー会社「カカオタクシー」と「ウーバーコリア(Uber Korea)」など12社の代表などが参加した。ヘイ・ディーラーのパク・チヌ代表は「現在、自動車管理法で営業を中断した状態」だとし、「立法までに多少時間がかかるだけに、サービス再開のための措置を設けてほしい」と要請した。先月末、国会を通過した自動車管理法改正案は、オンライン業者もオフライン営業所(3300平方メートル以上の駐車場、200平方メートル以上のオークションルーム)と事務所など、様々な空間を確保するように義務付けて、事実上のオンラインスタートアップの前途をふさいだという指摘を受けてきた。

    カン長官は、「改正案がハードウェア中心の過剰規制だという点は認める」とし、「できるだけ早く立法を通じて、問題点を補完するつもり」だと明らかにした。

    このために国土部は来る2月、オンライン自動車オークション企業への関連規定を補完した自動車管理法改正案を国会に上程する計画だ。特にイ・スンホ国土部交通物流室長は、「いままさにヘイ・ディーラーが門を閉めた状態であるだけに、地方自治団体に規定を弾力的に適用するように要請し、いったん継続営業を行えるようにする」と説明した。

    また合法性の是非に巻き込まれたコールバスも、深夜の交通死角地帯の解消に寄与できるという判断にしたがって、規制改善に乗り出すことにした。

    コールバスは、深夜にスマートフォンのアプリを通じて目的地と搭乗時間を入力すると、同じような目的の乗客を集めて運行する交通サービスだ。しかし、路線が決まっていないバス営業は違法だというタクシー運転手の苦情が殺到するやいなや、ソウル市は昨年末にコールバスが旅客自動車運輸事業法に抵触するかどうかを判断するように国土部に要請した。カン長官は「今後、情報通信産業の障害になることがありうる規制はネガティブ方式で積極的に転換し、市場の評判に基づいて生存と淘汰が行われるようにするつもり」だとし、「ただし消費者保護と安全は、政府としては放棄できない課題であるという点をスタートアップたちも理解してほしい」と頼んだ。
  • 毎日経済_チョン・ジョンホン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-12 19:41:21