ニュース > 総合
冷凍状態で見つかった小学生、両親を逮捕…4年前から学校に登校せず
- 仁川にて損傷した小学生の死体が冷凍状態で発見された。警察は死体を毀損し遺棄した疑いなどで亡くなった小学生の両親を緊急逮捕し調査している。
京畿道富川（プチョン）遠美警察署は死体損壊や死体遺棄などの疑いで父親A（34）氏を15日逮捕して調査している。警察はまた、児童福祉法違反容疑でA氏の妻B（34）氏も緊急逮捕した。
A氏は2012年息子C（死亡当時7歳）君の死体を損壊し冷凍状態で保管、この日仁川にある知人の家に運んで遺棄した容疑を受けている。A氏は警察に「2012年10月初め、普段から入浴を嫌がる息子を洗うために浴室に強制的に引っ張って入れようとしたところ息子が転んで意識を失った」とし「その後息子が意識を取り戻したが、病院に連れて行かず一ヶ月間放置し、同年11月初めに死んだ」と陳述した。A氏はまた「息子が死亡した後、死体を毀損してビニールに入れて冷凍状態にして保管し、最近知人の家に移した」と陳述した。
警察はこの陳述をもとにこの日の午後3時55分頃、仁川市桂陽区にあるA氏の知人の家から死体を発見した。死体は黒いカバンに入れられていたと伝えられた。A氏の知人は「カバンに何が入っているのか全く知らなかった」と警察に陳述しているものと伝えられた。A氏は13日午後遅く妻から「息子が通っていた学校から連絡が来た」という言葉を聞いて死体を動かしたことが分かった。
警察は同日午後5時頃、C君が通っていた小学校の教務部長から「長期欠席の児童がいるので所在を調べて欲しい」という要請を受けて捜査に着手した。C君は小学校1年1学期である2012年4月以降4年間登校していなかったものと調査された。C君は当時、同級生の顔に傷をつけ、服に落書きをして学校暴力自治委員会に付託されて以降、学校に姿を見せなかったこと伝えられた。
警察はC君の所在を聞きこんでいる中で犯罪を疑う点を発見し、両親を一旦児童福祉法違反の疑いで緊急逮捕した。A氏一家は2012年まで富川で暮らし、その後仁川市富平（プピョン）区に引越した。C君には妹がいるものと伝えられた。警察関係者は「C君が学校に行かなくなった時期が4年前であり、今日死体が発見されるまでの時間差がとても大きい」とし「死亡時期を現在では正確に知ることはできず、A氏の陳述をもとに追加捜査している」と話した。
警察はA氏を相手に死体毀損の動機など正確な事件経緯を調査する一方で、C君が殺害された可能性も捜査している。しかし、A氏は警察の調査に「息子を殺していない」と殺人容疑は否定している。警察は死因を調べるために国立科学捜査研究院に剖検を依頼する方針だ。 - 毎日経済_デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-15 21:23:19
