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富川・小学生死体冷凍遺棄事件、死亡前日に父親が2時間暴行

  • 「富川(プチョン)小学生死体毀損冷凍事件」の被害者A君(2012年当時7歳)の死亡時期が2012年11月8日と確認された。A君は死亡前日に2時間あまり父親チェ某氏(37)から暴行を受けていたことが分かった。

    京畿道富川(プチョン)遠美警察署は20日、A君が2012年11月7日、父親チェ氏から暴行を受けた後8日に死亡し、死亡当日に死体毀損が行われた事実を確認したと明かした。

    A君死亡の前日に暴行があったという事実は母親ハン某氏(34)の陳述で明らかになった。ハン氏は警察の調査に「前日(7日)夫が寝室で息子の顔を拳で殴り倒した後に足で踏みつけて床に頭をぶつけたり、倒して足を殴るなど2時間暴行した」と陳述した。その後チェ氏も息子に対する暴行の事実をすべて認めたと警察は明かした。

    警察関係者は「2012年秋頃に息子を強制的に風呂に入れる過程で子供が失神するほどに暴行した事実が確認されるなど、相当期間常習的に暴行が行われていたものと見られる」と明かした。A君死亡時期は2012年11月8日と確認された。ハン氏がこの日会社に出勤するも早退した事実が勤怠記録から確認されたためだ。ハン氏は息子が死亡した日から娘を連れて実家に行き、翌日(9日)一人で戻り夫が毀損した息子の死体の一部を外部に捨てるなど死体毀損に積極的に加担したと警察は明かした。

    警察は「死体毀損当日、『外部でチキンを注文して食べた』という陳述を確保し、カード使用内容を確認した結果、事実と確認された」と明かした。警察は両親の暴行理由、程度、回数、持続時間、残忍な方法で死体を毀損した点などを総合して殺人容疑適用を検討している。

    一方、国立科学捜査研究院はA君の頭皮、顔、肌などに外力が加わった点は認めたが、脳出血または頭蓋骨骨折など死亡に繋がるほどの損傷はなかったという公式剖検結果を警察に報告した。これと共に国立科学捜査研究院は「頭と顔など損傷の痕跡は人為的・繰り返された外力による可能性があり、胸・腹部臓器、皮膚軟組織がなく、これらの部位に損傷があった可能性も排除できない」という意見を出した。警察は2012年当時、A君が通っていた小学校から長期欠席申告を受けても何も措置を取らなかった住民センターを相手に職務遺棄容疑があるか調査していると明かした。

    警察は21日午前、チェ氏夫婦を相手に富川、仁川住居地などで現場検証した後に拘束期間満了により22日検察に関連事件を送致する予定だ。
  • 毎日経済チ・ホング記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-20 17:27:12