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米共和党ガードナー議員「対北制裁を強化して、サードを配置すべき」

◆ 大統領業務報告 ◆ 南、サード配置の必要性高まった…北の鉱物取引にも制裁必要 

    • < コーリー・ガードナー委員長 >

    イランの核問題を解決した米国は、北朝鮮の核に対する強硬な声をあげ続けている。コーリー・ガードナー米国上院外交委員会の東アジア・太平洋小委員長は21日(現地時間)、韓国メディアとのインタビューで、北朝鮮の鉱物取引にも制裁を加えるなど、対北制裁を大幅に強化しなければならないと強調した。ガードナー議員はこの日、「北朝鮮の鉱物と石炭、貴金属などが北朝鮮の核拡散活動資金や支援を目的として活用されるなら、北朝鮮だけでなく北朝鮮と取引する第3者も制裁しなければならない」と主張した。

    ガードナー議員は共和党の大統領候補であるマルコ・ルビオ上院議員と共同で、昨年10月に北朝鮮制裁法案を発議した。核兵器開発と拡散行為に加担した各個人と、人権蹂躙行為に介入した官吏らに対する広範な新規の制裁に加え、サイバー犯罪にも新しい制裁を加えることが骨子だ。

    ガードナー議員は続けて、北朝鮮の「水爆実験」を契機に高々度ミサイル防衛システム(THAAD/サード)の韓半島(朝鮮半島)配置が必要なったと強調した。

    ガードナー議員は、「北朝鮮が三重水素のような水素を使用して核実験を行ったかもしれないということは、技術的には水爆を意味し、北朝鮮が関連研究に重大な進展を遂げたわけ」だとし、「北朝鮮が本当に増幅核分裂弾の実験を行ったのであれば、これはすべての憂慮を醸し出すことであり、非常に危険なことだ」と語った。

    一方、1994年の第1次核危機当時「ジュネーブ合意」を引き出したロバート・ガルーチ元米国国務部北朝鮮特使はこの日、ある討論会で「いまわれわれが北朝鮮にできることは強力な制裁であり、現在の対北制裁はイランほど強くない」と明らかにした。

    ガルーチ元特使は引き続き、「制裁するからと言って、北朝鮮がひざまずいたり交渉のテーブルに出てくることは期待してはいけない」とし、「中国とわれわれは互いに価値と利益を共有するが、決して同じレベルではない」と指摘した。
  • 毎日経済_ムン・スイン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-22 19:57:18