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新車も故障が続いたら交換・返金できる

  • これから韓国では、新しい車を買って、すぐに同じ故障が繰り返される場合、交換や返金を受けることができる道が開かれる。老朽化した地下インフラストラクチャの改善方策も設けられる。

    国土交通省部は27日、今年の業務計画を介して同じ欠陥が繰り返し発生する新車の交換・返金と補償基準を盛り込んだ消費者保護の基準を上半期中に設けて、これを裏付ける自動車管理法の改正案を下半期国会に提出すると明らかにした。

    保護基準案には、交換・返金の対象と期間が明記される見通しだ。現在検討されている主要な装置や部品は、原動機と変速機・駆動軸などの動力伝達装置だ。無償修理期間内に主要な装置と部品を4回以上修理したり、購入から1カ月以内に定められた回数以上繰り返して欠陥が発生した場合、交換・返金できるようにする方案を検討している。

    これまで新車の交換・返金のための明確な基準が必要だという指摘があったことから、セヌリ党シム・ジェチョル議員とチョ・ウォンジン議員がそれぞれの自動車管理法改正案を発議していたが、19代国会では通過しなかった。

    国土部の関係者は、「自動車メーカーが交換・返金の決定を義務的に従うようにするために、自動車紛争解決委員会や特別仲裁プログラムを導入する案を検討している」と明らかにした。

    国民の安全を脅かす地下インフラの改善にも本格的に乗り出す。地盤沈下の可能性をはじめとする地下安全影響評価の導入に先立って、詳細な指針を設けるためのモデル事業を推進し、国土部の地下探査班を拡大運営して、地下空間の安全性をより高めることにした。

    時間単位で車を利用するカーシェアリングを活性化させるために、幸福住宅をはじめとする賃貸住宅にサービスを拡大して実施し、公営駐車場に専用駐車スペースを設ける。カーシェアリングのモデル都市も年内に指定する計画だ。

    仁川国際空港の荷物大乱再発を防ぐために、仁川空港の出国場の開場時間を午前6時に、従来よりも30分繰り上げる。また、自動搭乗券発行(セルフチェックイン)機器と利用できる航空会社を大幅に増やして、移動式のチェックイン機器も20台導入することにした。現在は80歳以上の高齢者と妊婦などのみ利用できる簡単出入国(ファーストトラック)サービス利用対象も3月から拡大する計画だ。金海から仁川経由の国際線利用客は、追加のセキュリティチェックの免除を受けることができる。

    また、国民の利便性と観光の活性化のために主要国を対象に航空自由化協議に乗り出すことにした。航空自由化が行われれば、両国の航空会社は、別途の運輸権の許可がなくても自由に相手国へ就航することができるようになる。中国と、フランスなどの一部の欧州諸国が主要対象国として挙げられる。

    これと共に、国土部は△自律走行車 △ドローン △空間情報 △海水淡水化 △スマートシティ △ゼロエネルギービル △リーツ(REITs、Real Estate Investment Trusts)を7大新産業として、重点育成することにした。特に自律走行車の2020年商用化のために、首都圏国道133キロに対する精密な道路地図を構築する。電線・電柱などの障害物情報まで盛り込んだ3次元情報地図も試験構築して、ドローン事業に活用することにした。
  • 毎日経済 チョン・ジョンホン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-27 17:19:22