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国防部「北ミサイル・残骸が韓国の領土・領海に落下すれば迎撃」

韓国軍のPAC2、在韓米軍のPAC3動員…「検出・追跡戦力配置」 

  • 国防部は4日、北朝鮮が発射予告した長距離ロケット(ミサイル)が大韓民国の領土や領海に落ちる場合、迎撃できる体制を整えていると明らかにした。

    国防部のムン・サンギュン報道官はこの日の定例ブリーフィングで「(北朝鮮の)ミサイルや残骸物の一部が、わが領土や領海に落下する場合、迎撃できるように防空作戦態勢を強化しており、これにより、わが領土内の落弾地域と被害の程度に応じて自衛権次元の相応の措置をとる」と述べた。続いて「現在、我われが持っているパトリオット(PAC-2)の能力で迎撃できる態勢を整えている」と説明した。ムン報道官は迎撃システムと関連して「韓米連合防衛体制のもとで動くため、連合防衛作戦により、その枠組みで運営されるだろう」とし、迎撃手段には在韓米軍が保有しているパトリオット(PAC)3も動員されることを示唆した。

    ムン報道官は、「北韓(北朝鮮)は1月6日、4回目の核実験を強行したのに続いて、我われと国際社会の度重なる警告にもかかわらず、衛星の打ち上げを装った長距離弾道ミサイルの発射を試みている」とし「韓国軍は緊密な韓米共助のもと、北韓のミサイル発射関連の活動を集中的に監視しており、ミサイル発射時にこれを検出、追跡するための戦力配置を完了した状態」と説明した。また「現在、軍ではグリーン・パイン・レーダー(Green Pine radar:弾道弾早期警報レーダー)とイージス艦、そしてピース・アイ(Peace Eye:空軍早期警報統制機)など、利用可能な監視資産を総稼働して北側を監視している」とし「関連機関との密接な協力のもと、迅速な警報伝播など、国民の安全のための措置にも万全を期している」と付け加えた。

    ムン報道官は「北韓は2月8日から25日までミサイルを発射すると予告したため、東倉里のミサイル発射場で長距離ミサイルの発射準備を進めていると今は判断している」とし「具体的な内容については、今伝えることができない」と述べた。

    米国の最精鋭特殊部隊が最近、韓国に到着したことについては、「米特殊戦戦力は昨年から常駐目的のために、3カ月から6カ月単位で循環配置されている」とし「しかし、今回、入ってきて訓練をしている目的と内容については、具体的に言及することは適切ではない」と述べた。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-02-04 11:34:05