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韓国で特に1月に出産が多くなる理由は

  • 1年の中で子どもが最も多く生まれる月は1月であることが分かった。また、「家で子どもを生んだ」という出生届も特に1月に増えることが分かった。

    去る6日、統計庁の人口動向資料によると、2015年1月~11月の出生児数が最も多い月は1月(4万1700人)だった。2014年には全体の出生児43万5400人のうち、1月に4万1200人と、最も多くの赤ちゃんが生まれた。2013年も1年のうち1月に最も多くの4万4200人が生まれた。このような現象は、2000年の統計開始以来、ほぼ繰り返し現れている。

    それだけでなく、1月には自宅で子どもを出産したと証人2人を立てて出生届を出す「隣友保証」も増えた。ソウル家庭裁判所に申告された隣友保証事例は区役所ごとに月平均4件前後に過ぎない。しかし、1月だけを見ると、隣友保証を通じた出生届が区役所ごとに30件急増する。

    答えは、インターネット上で見つかる。最近、多くのオンラインコミュニティには「出産予定日は12月だが、1月に出生届を出したほうがいいだろうか」といった質問が頻繁に書き込まれる。12月生まれの子どもが同じ年頃の子どもたちよりも発達・発育が遅れれると懸念して、誕生日を1月に変えようとするものだ。これは、2009年に「早生まれ早期入学制度」が消えて、同じ年の1月と12月生まれが一つの学年として括られながら拡大した。

    もちろん、生年月日を変えることは違法だ。偽りの出生届を出して摘発されれば、公正証書原本不実記載罪に該当し、5年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金を支払わなければならない。しかし、偽りの申告を明らかにしたり報告するのは難しいのが実情だ。関係機関は、これといった対策を立てられずにいる。

    最高裁は、「出生届を受理した公務員は、実際に生まれた日についての形式的な審査権のみ有しており、出生届に明らかな虚偽や誤りが検出されない限り受理する」とし「刑法上の罪が成立するなら、個別の事件で裁判を介して処理される問題」と話した。
  • デジタルニュース局 イ・ジョンユン インターン記者 | 入力 2016-02-14 09:42:58