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排出ガス不正でフォルクスワーゲンコリアを家宅捜索

  • フォルクスワーゲンの自動車排出ガス不正疑惑事件を捜査中の韓国検察は、フォルク​​スワーゲン韓国支社を家宅捜索するなど、本格的な捜査に乗り出した。

    ソウル中央地検刑事5部(部長検事チェ・ギシク)は19日、ソウル市江南区にあるフォルクスワーゲン韓国法人のアウディ・フォルクスワーゲン・コリアとフォルクスワーゲン・ファイナンシャルサービス株式会社、役員自宅など3カ所を家宅調査した。検察は、捜査員を送って、コンピュータのハードディスクと排出ガスの検証資料、ドイツ本社と交わした書簡の内容、認証業務記録などを確保したことが分かった。検察は基礎捜査過程で、フォルクスワーゲン韓国法人が現行法に違反した手がかりを捕捉したと伝えられた。

    検察はこの日、家宅捜索を終えて結果の分析が終わり次第、アウディ・フォルクスワーゲン・コリアの役員などの関係者を順番に呼んで調査する予定だ。

    先に環境部は先月19日、政府の欠陥是正(リコール)命令を正しく履行しない疑いでヨハネス・タモ社長と会社法人をソウル中央地検に告発した。同月27日には排出許容基準に合わない車を製造し、認証を受けた疑い(大気環境法違反)でテレンス・ブライス・ジョンソン代表取締役も追加告発した。

    環境部は、告発状で「アウディ・フォルクスワーゲン・コリアが欠陥是正計画書の重要な内容の一つである欠陥発生原因を提出していなかった」とし「他の重要な内容である欠陥改善計画も極めて不誠実に提出した」と主張した。続いて「フォルクスワーゲン韓国法人は、不正な方法で自動車の認証を受けたため、大気環境保全法の規定による製作車排出許容基準に適合しない自動車を製作した」と追加告発の理由を明らかにした。有罪が認められれば、7年以下の懲役または1億ウォン以下の罰金が課せられる。
  • 毎日経済 ホン・ソンヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-02-19 15:49:59