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ホームショッピング「史上最安値、急いで」などの放送内容83%が嘘

  • 「史上最安値」「超特価」など、ホームショッピングによく登場する広告コピーが、実はほとんど虚偽であることが分かった。

    韓国消費者院は、昨年9~10月の国内TVショッピング6社(現代ホームショッピング、ロッテホームショッピング・ホムエンショッピング・CJオーショッピング・GSホームショッピング・NSホームショッピング)の商品販売放送100本を対象にモニタリングを実施した結果、商品の販売放送の70%(70本)が放送中の「放送史上最安値」「これまでなかった超特価」「放送終了後、元の価格に還元」のような刺激的な広告のコピーを利用したり、これを売り手が直接言及して消費者の不必要な購入を誘導したことが分かった。

    特に、これら70本の放送のうち、82.9%(58本)の放送商品は放送終了後もそのホームショッピング、インターネットモールなどで販売されたり、他のオンラインモールでより安価に売られていることがわかった。また、9個の商品(12.9%)の場合、実際に市場で同じモデルや部品で販売されておらず、正確な価格の確認も困難であることが分かった。

    100個の商品のうち、39個(39%)は、効能や性能と関連して、消費者が誤認する可能性があることが分かった。ミネラル成分は生かし、細菌やウイルスなどの7大重金属をろ過すると広告した浄水器の場合、ミネラル生成や除菌機能がないことが分かった。

    取引条件に関する情報を不正確に提示した商品も多かった。特にレンタルや旅行商品に関連する放送30本のうち28本(93.3%)は、返品や違約金、追加料金などの契約締結に不利な情報を音声で告知することなく、放送画面の下部などに一時字幕でのみ表示した場合があった。

    特に最近、モバイル・アプリケーションを介してホームショッピングを視聴して商品を購入する消費者が増えているが、この場合にも価格を明確に通知しない場合が多かった。これらのアプリはバナー広告や価格表示画面に特定の割引条件(クレジットカード・自動注文割引など)などをすべて適用した最低価格を実際の販売価格のように表示していた。特に、一部のアプリは商品購入後に支給されるポイントなどを割引金額に含ませて最終販売価格を表示しており、まるで消費者が割引をすぐに受けられるかのように誤認させた。

    消費者院の関係者は「今回の調査結果をホームショッピング事業者と共有した後、主要違反事項の再発防止などを勧告することにした」と述べた。
  • 毎日経済 ソ・ジヌ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-03-08 14:23:51