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北朝鮮はミサイル発射、米国はステルス爆撃機をアジア太平洋に配置
- 北朝鮮が短距離弾道ミサイルを発射して、米国はステルス戦略爆撃機をアジア・太平洋地域に配置するなど、軍事緊張がさらに高まっている。
北朝鮮が10日午前5時20分頃、黄海北道から北東に向かって弾道ミサイル2発を発射して東海岸沖に落下したと合同参謀本部が明らかにした。北朝鮮が3日、300ミリ放射砲に続き、短距離弾道ミサイルを発射したのは、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁と韓国政府の独自の対北朝鮮制裁、韓米連合訓練であるキーリゾルブ・イーグル演習など、全方位的な対北圧迫に対応した武力示威と解釈される。
この日、米軍は最新の戦略爆撃機「B-2」3機を米本土からアジア・太平洋地域に移動配置した。米軍の戦略司令部は9日（現地時間）、「ミズーリ州にあったB-2爆撃機3機を太平洋司令部作戦管轄区域に配置した」と発表した。セシル・ヘイニー（Cecil Haney）米戦略司令官は「戦略的攻撃を抑制する準備ができていることを示すものでありながら、全世界的に安全と安定を維持しようとする米国の意志を示すいくつかの方法のひとつ」と述べた。これと関連してAP通信は、B-2爆撃機がオーストラリア軍との合同訓練に参加するだろうと、今回の配置が北朝鮮の「核先制攻撃」脅威など、北朝鮮により軍事的緊張が高まる中で発表されたと説明した。
中国が国連安保理決議案に基づいて航空分野で北朝鮮に対する制裁を始めたことが分かった。陸路と海運に続き、航空分野での北朝鮮に対する圧力も本格化したものだ。消息筋によると、中国当局は安保理制裁対象となった北朝鮮人16人の名簿を空港に通報して入国禁止措置に着手して近いうちに高麗航空など、北朝鮮と中国を行き来する航空券に搭載された貨物の全数調査を開始と伝えられた。
また、香港政府は9日正午に香港港に入港しようとした北朝鮮の貨物船「ゴールドスター3」の停泊を拒否したと伝えられた。ゴールドスター3は、燃料と船員用材料を調達するために香港に入港しようとしたが、香港政府が安保理制裁を理由に停泊を許可しなかった。 - 毎日経済 ワシントン＝イ・ジンミョン特派員 / ソウル＝アン・ドゥウォン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-03-10 16:31:23
