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LG化学がeメールハッキング詐欺の被害…240億ウォン消える
- LG化学がeメールハッキング詐欺で取引代金240億ウォンを消滅したことが明らかになった。
28日、化学業界によると、LG化学は先月、サウジアラビア国営石油会社であるアラムコ(Aramco)の子会社であるアラムコ・プロダクト・トレーディング(Aramco Product Trading)側から納品代金の口座が変更されたというeメールを受け取った。
LG化学は、これまでアラムコ・プロダクト・トレーディングからナフサを買い入れ、自社の石油化学製品を作ってきた。
LG化学は該当口座に取引代金おおよそ240億ウォンを送金したが、該当口座はアラムコ・プロダクト・トレーディングと関係のない第三者の口座だった。 LG化学は何の疑いもなく取引代金240億ウォンを送金し、消滅させたということだ。
一歩遅れてこの事実を知ったLG化学は先月、ソウル中央地方検察庁に捜査を要請した。 LG化学は、今回の事件がeメールハッキングによる貿易代金詐欺であると判断した。 LG化学関係者は「この事件は主要な取引先に対する組織的なeメールハッキングによるもので、すぐに検察に捜査を依頼した」とし、「銀行と取引相手にも過失の可能性があるだけに、今後の対応策を講じる予定だ」と伝えた。 - 毎日経済デジタルニュース局 キム・ジヒョンインターン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-04-29 14:13:33