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韓国小学生の将来の夢1位は「芸能人」、「科学者」は…?

小学生「科学者の夢」もみない…将来の希望は2.59%止まり 

    • < 「科学者になりたい」 小学生の回答率 >

    韓国の初等学生(小学生)100人のうちで、わずか2人だけが将来の希望として科学技術者を夢見ていることが分かった。一方、芸能人・調理師・教師・公務員など、テレビを通じて多く露出したり安定した将来が保障される仕事を好む現象はさらに濃くなった。1980~1990年代に小学生の多くが科学者を夢見たこととは相反する結果だ。長期的には科学技術の国家競争力にも影響を与えることがありうる。

    毎日経済新聞と発明振興会が19日の「発明の日」を迎え、ソウル地域の小学生4~6年生270人を対象に実施した将来の希望調査で、科学者が夢だと答えた学生は1.48%の4人にすぎなかった。発明家は0.74%(2人)、エンジニアは0.37%(1人)だった。科学技術者を夢見る小学生は全体の中で2.59%に過ぎないわけだ。

    小学生がなりたい将来の希望1位は歌手・俳優・モデルなど、芸能人が13.3%を記録した。教師・教授が10%で、その後に続く医師や看護師などの医療関係者は8.89%、シェフが7%で4位を占めた。運動選手とジャーナリストが夢だという学生の割合も、それぞれ5.9%と4%だった。

    科学技術界では2000年代に入って深まっている、若い学生たちの科学者に対する軽視現象を深刻に受け止めている。科学者を優遇した社会的な雰囲気が1997年の通貨危機を経て崩れてしまい、安定した公務員や教師・医師・弁護士などを好む気流が続いてきた。
  • 毎日経済_ウォン・ホソプ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-05-18 17:58:15