記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
ニュース > 政治

34年ぶりケニア訪問の韓国首脳…5千億の発電所受注を引き出す

  • 2014年、3億7000万ドル(約4408億5500万ウォン)規模のケニア地熱発電所をわが国の企業が竣工したことに続き、追加で地熱発電所3基の受注可能性が非常に高くなった。金額は1次よりもはるかに大きくなって、4億​​3000万ドル(約5123億4500万ウォン)に達する。これとあわせて、ケニアに韓国型産業団地を試験造成することにし、今年7月には土地の選定などの具体的な手順に着手することにした。

    先月30日(以下、現地時間)、ケニアに到着して国賓訪問スケジュールに突入した朴槿恵大統領は31日、ケニアの首都ナイロビの大統領宮殿でウフル・ケニヤッタ大統領と首脳会談を持った。韓国大統領のケニア訪問は、1982年の全斗煥もと大統領以来の34年ぶりだ。

    ケニアは6つの加盟国を擁する東アフリカ共同体(EAC)の、貿易額全体のうちで45%を占める重要な国だ。両首脳は、会談を通じて総20件の経済関連の了解覚書(MOU)を締結するなど、経済協力パートナーシップの構築と関連して刮目に値する成果をおさめた。このうちで注目されるのは、韓国の海外建設協会とケニア建設協会が締結した建設協力MOUだ。 MOU締結によって、ケニア政府が推進する新規地熱発電所3基の建設事業を、韓国企業が受注する可能性が大きくなったという説明だ。

    韓国産業部とケニア産業部間の「産業貿易投資と産業団地開発協力」MOUも関心を集めている。ケニアに韓国型産業団地を建設し、韓国と現地企業が入居するというプロジェクトだ。ケニアは総360万坪規模の産業団地を造成するという内容のマスタープランを策定した。このうち24万坪に韓国型産業団地を試験造成し、繊維・皮革・食品加工などの企業の入居を推進することで両首脳は合意した。

    一方、ウフル・ケニヤッタ大統領は会談に続いて開かれた国賓昼食会で、「虎は自ら虎であることを言わない。ただ襲うだけ」というアフリカの作家ウォーレ・ショインカの名言を引用して、「韓国の成功ストーリーを考えると、私は虎が思い出される。最貧国から最も裕福な国の一つに成長した」と絶賛して人目を引いた。ウフル・ケニヤッタ大統領は、「韓国を見ながら誠実に働いて、長期的成果のために短期的な犠牲を甘受して自由を守るつもり」だと語った。
  • 毎日経済_ナイロビ(ケニア)=ナム・ギヒョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-06-01 08:15:44