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芸能事務所がアイドルを適切に支援できない時は専属契約を無効とする…法院

  • 芸能事務所が所属アイドルグループの活動を適切に支援できなかった場合、専属契約を無効とみなせるという法院(裁判所)の判決が出た。

    ソウル中央地方法院(地方裁判所)民事合意45部(部長判事イム・テヒョク)は13日、5人組アイドルグループAが前所属事務所Gエンターテイメントを相手に「専属契約が無効であることを確認してほしい」と主張した訴訟で、原告の勝訴と判決したと明らかにした。

    裁判部は「芸能事務所がメンバーらの芸能活動や練習などの支援を誠実に履行していない点が認められる」とし、グループAの手を上げた。続いて、「芸能人と事務所間の専属契約は、互いの信頼関係をもとに締結されるが、双方の信頼が著しく毀損されたものと見られる」とし、「これ以上契約の拘束力を認めることが不当だ」と説明した。

    グループAのメンバーらは2014年、Gエンターテイメントと5年の専属契約を結んだが、活動初期から事務所の支援が正常に行われなかった。彼らは専用の練習室がなく、限られた時間内だけで他の練習室を使わなければならなく、さらに昨年1月には、事務所が練習室の使用料を支払わなかったため練習中に追い出されたりもした。

    メンバーらは生活費の支援だけでなく、ボーカルトレーニングや演技指導も継続的に受けられなくなると、事務所に専属契約の解約を通知した。これに事務所は「芸能活動に必要な人的・物的支援をしようと最善の努力を尽くしたにもかかわらず、メンバーらが一方的に専属契約を解約した」と対抗したが、受け入れられなかった。
  • 毎日経済 プ・ジャンウォン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-06-13 14:53:06