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韓・日漁業交渉が決裂…相手国のEEZで操業できない

  • 2016韓日漁業交渉が決裂し、両国の漁船は来月1日から当分の間は排他的経済水域(EEZ)で操業できないことになった。

    海洋水産部は29日、22日から3日間東京で開かれた「2016年漁期韓日漁業交渉」第2次小委員会で、入漁規模と漁獲割当量・操業条件などを議論したが合意点を見つけられなかったと明らかにした。

    交渉決裂によって韓国と日本のEEZで操業する両国の漁船は、30日深夜までに自国水域に移動する必要があり、わが国の漁船が日本のEEZ内で操業を強行する場合、日本の取り締まり船に無許可操業で拿捕される可能性がある。このことから、対馬周辺でサバを捕る巻き網漁船と東シナ海周辺でタチウオを捕る延縄漁船などのわが国の漁業者の打撃が避けられない見通しだ。

    わが国の側は延縄漁船の操業条件を緩和し、タチウオの割当量を2150トンから5000トンに増やすことを要求した。またこの要求事項が受け入れられなければ、わが国の水域内における日本の巻き網漁船のサバ割当量を縮小し、操業禁止水域を新設するなど操業規制を強化するという立場を伝えた。

    しかし、日本は自国水域でわが国の漁船の違反操業や操業における摩擦と資源減少などを理由に、韓国の延縄漁船の入漁許可隻数を現在の206隻から35%減少した73隻に減らすと対抗した。

    海洋水産部は両国の漁業者の早期操業再開のために、次回の会合をなるべく早いうちに開催する予定だ。
  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-06-29 15:29:40