記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
ニュース > 総合

切替型時間選択制を選ぶ会社員が増える…変化する正社員の勤務形態

正規職が変わりました…切替型時間選択制の拡散 

    空港の搭乗手続きサービスの提供業者エア・コリアに勤務するアン・ジヨン代理(36)。アン代理は二人の子供をもつ「ワーキングママ」だ。最初の子供を出産して復帰した当時、姑が子育てを手伝ってくれて、アン代理はそれなりに会社生活をこなしてきた。しかし2番目の子供を産んだ後、出産休暇が終わる頃に姑から「青天の霹靂」のような話を聞いて深い悩みに陥った。 「母が二人目はとうてい見てやれないだろうと言いました。じゃ誰に子供をまかせるべきか。会社をやめようかと、数日にわたって悩みました」。

    そんな中で嬉しいニュースに接した。会社が既存の正規職員も全日制ではなく、時間選択制に転換して勤務する「転換型時間選択制」を採用したからだ。アン代理は復帰と同時に時間選択制に転換した。彼女は「給料は減ったが、好きな時間に融通の利く勤務ができるようになって、子供の心配が減った」とし、「経歴断絶なしで仕事ができて、自己啓発はもちろん家計にも恩恵をもたらすことができてとても幸せだ」と語る。

    給料は減った勤務時間に比例して少なくなるが、政府が20万ウォンを支援してくれる。例えば給料300万ウォンを得ていた会社員が時間選択制に転換し、勤務時間が週40時間から20時間に減れば給料は150万ウォンになる。ここに政府が支援金20万ウォンを追加して、170万ウォンを受ける構造だ。

    29日、政府と与党によると昨年、切替型時間選択制を選択した会社員は556人だったが、今年に入って5月までに計579人に増え、すでに昨年の人員を超えた。

    一方、エア・コリアは時間制雇用の優秀企業に選ばれて、朴槿恵大統領がこの日この会社を訪れた。朴大統領は切替型時間選択制の拡散を助けるために、この制度を選択した会社員に与える政府支援金(1人当たり20万ウォン)を40万ウォンに上げる案を指示した。
  • 毎日経済_ナム・ギヒョン記者 / 写真=photopark.com | (C) mk.co.kr | 入力 2016-06-30 00:57:56