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天日塩「現場調査が面倒だ」…品質検査も行わず合格

  • 国内の天日塩の品質検査を行う大韓塩業組合の従業員が、生産地が遠くて現場調査が面倒だという理由から検査を省略し、トレーサビリティラベルを宅配便で送ったていことが分かった。消費者らは海洋水産部長官の指定した大韓塩業組合の天日塩のトレーサビリティラベルを見て、品質検査に合格したと信じて購入したことが明らかになった。

    釜山沙上(ササン)警察署は1日、塩産業振興法違反の疑いで大韓塩業組合の従業員チョン氏(50 / 仮名)ら2人と、天日塩の製造・販売業者シン氏(70 / 仮名)を書類送検した。

    チョン氏らは昨年11月16日から同年12月30日まで、全羅北道扶安(プアン)郡のシン氏の塩田で生産された天日塩400トンの品質調査を行わずにトレーサビリティラベル1万800枚を発行し、シン氏に宅配便で送った疑いを受けている。シン氏は検査を経ていない天日塩にラベルを貼り付けた後、販売して3億ウォン相当の売り上げを上げた。

    関連法に基づいて、品質検査義務のある海洋水産部指定の大韓塩業組合の従業員は、書類検査、現場調査、精密調査などを経て製品を検査した後、原産国や流通経路などを表記してラベルを発行しなければならない。

    チョン氏らは警察で、「大韓塩業組合は全羅南道地域にあり、シン氏の塩田がある全羅北道まで現場調査に行くのが面倒で、検査を省略してトレーサビリティラベルをそのまま発行した」と供述した。

    警察は大韓塩業組合を家宅捜索したが、代価性の有無は確認できなかったと明らかにした。警察は天日塩の品質検査を省略した類似事例があると見て、捜査を拡大している。
  • 毎日経済 釜山=パク・ドンミン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-07-01 16:04:20