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韓・米、サードを韓半島に配置することに…公式発表

砲台配置地域は早ければ今月中に決定 

    △写真=米国の高高度ミサイル防衛システム(サード / THAAD)の迎撃ミサイルが発射している。サードは、北韓(北朝鮮)の弾道ミサイルを高度40~150キロ区間から迎撃できる能力を備えている。

    韓国と米国が、在韓米軍に高高度ミサイル防衛システム(サード / THAAD)を配置することに最終決定した。

    韓・米は8日、「在韓米軍にサードシステムを配置することに韓・米同盟次元で決定した」と公式発表した。韓・米間サード配置協議を開始してから5カ月ぶりだ。韓・米サード砲台が配置される領域は、この日に発表はなかったが、早ければ今月中に発表することにした。

    サード配置用地が決定され、米国からサードの砲台1台が入ってくれば、遅くとも来年末から実質的に運用される見込みだ。サードの韓半島(朝鮮半島)配置を反対してきた中国は、駐中韓国・米国大使を緊急招致するなど、強力に反発しており、北東アジアの安全保障の地形に荒波が広がっている。

    両国はこの日の発表文で「両国は、北韓の核と大量破壊兵器(WMD)、弾道ミサイルの脅威から大韓民国と韓国国民の安全を確保し、韓・米同盟の軍事力を保護するための防御的措置として、サード配置を決定することになった」とし、「韓半島に配置されれば、どのような第3国も向けず、ただ北韓の核・ミサイルの脅威だけに運用されるだろう」と説明した。両国は「サードシステムの配置は、多層ミサイル防衛に寄与し、北韓のミサイルの脅威に対する韓・米同​​盟の現存ミサイル防衛能力を強化することになるだろう」と付け加えた。

    しかし、中国とロシアは、韓・米のサード配置の動きに対して、公然と反対の意思を明らかにしてきた。中国外交部はこの日、韓・米両国のサード配置発表直後、ホームページに掲載した「外交部声明」を通して、「米国と韓国が中国を含む関係国の明確な反対の立場を考慮せずに、サードの半島(韓半島)配置を宣言した」とし、「強烈な不満と断固たる反対」の立場を表明した。

    一方、日本は萩生田光一官房副長官が、「サード配置問題について、両国間に協力が進展することは、地域の平和と安定に貢献することだ」とし、「支持する」と明らかにした。
  • 毎日経済 北京=パク・マンウォン特派員 / ソウル=アン・ドゥウォン記者 / キム・ソンフン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-07-08 15:50:28