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[ アンケート ] 共に生きる社会は終わるのか?

  • 人は共に生きる存在だ。猛獣の餌となる弱い存在であるわけで、「団結すれば生き、散らばれば死ぬ」という覚醒が人間のDNAに刻まれていた。ところが、何が変わったのだろうか?

    今や1人で暮らすのが全く見慣れなくはない社会になってしまった。毎日1人でご飯を食べると「涙なしではご飯がのどを通らない」という言葉も昔のことになってしまった。

    1人でご飯を食べて、1人で酒を飲んで、運動も1人でする。劇場や百貨店、書店も1人で行く。カフェも1人で行く。韓国人の中で98.8%が外で1人で活動した経験を持っているほどだ。

    市場調査専門企業マクロミルエムブレイントレンドモニター(www.trendmonitor.co.kr)が全国の成人男女1000人を対象に実施したアンケート調査で、回答者の86.9%が1人族の増加は当然な時代の流れだと認識していた。特に、92.6%が1人族は今後さらに多くなるという意見を共有した。

    今回の調査では、回答者の10人のうち7人(71.9%)が「自分が望んで1人で活動する」と明らかにするほど、1人族の登場は自発的な性格が強いことが分かった。このような傾向は、20代女性(82.4%)と30代女性(80%)で目立った。

    1人だけの時間を過ごすことが好きという意見を持った回答者も、全体の72.4%にもなった。女性(77.6%)と若い世代(20代は81.2%、30代は78%)、未婚者(82.5%)が1人だけの時間に対する愛着が強かった。新しい何かを1人でした時に達成感を感じる人が77.1%にも達し、人々に自分は自主的で独立心が強い人として見られたい(57.9%)という願いも1人族が増えている背景だ。

    • < 1人族に関する全般的認識評価 >

    今回の調査で注目すべき点は、「人間は社会的動物だ」という命題に少しずつひびが入っているという事実だ。全回答者の88.7%が世界は他人と共に生きていくことに同意するだけに、まだ人間が1人で生きられないことについて、特に疑いを持っていない。

    しかし、男性(20代は79.2%、30代は80.8%、40代は90.4%、50代は95.2%)と女性(20代は81.6%、30代は88.8%、40代は98.4%、50代は95.2%)の両方ともが年齢が低くなるほど、世界は一緒に生きるということに同意する割合が減り、社会的関係を見つめる視線が変わっていることを示している。

    1人族かどうかについての自身の評価で回答者の2人に1人(48.2%)は、自分は1人族に近い方だと明らかにし、1人族とは距離が離れているという回答(40.8%)よりも少し高い割合を占めてした。1人世帯の場合には、ほとんどである98.9%が自分を1人族だと考えていた。
  • O2CNI_Lim, Chul / 資料=マクロミルエムブレイン | 入力 2016-07-17 08:00:00