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韓国版ルイ・ヴィトンを育てる…政府、来年に300億のR&D投資

高級ファッションにも2000億を支援…プレミアムブランドとして育成 

  • 政府が、韓国版「ルイ・ヴィトン」の育成に積極的に乗り出す。来年、300億ウォン規模の研究開発(R&D)資金を投入し、生活用品のプレミアム化を推進する一方、2021年までに2000億ウォンをかけて高付加価値素材・製品の開発を支援し、プレミアムファッション・アパレルブランドを育成する計画だ。

    産業通商資源部は28日、このような内容を盛り込んだ「生活用品とファッション・衣類プレミアム化対策」を発表した。今回の対策は、新たな輸出有望品目として挙げられた消費財分野を育成し、輸出不振を突破するための次元で用意された。

    これに先立ち政府は、自動車、電子、鉄鋼などの重厚長大製造業中心であった輸出主力産業構造を消費財中心に再編すると明らかにした。

    政府はまず、情報技術(IT)、デザイン(感性)、韓流ブーム(文化)などの融合要素を反映し、7大生活用品をプレミアム級に成長させることにした。7大生活用品は、家具、バッグ、キッチン用品、文具、運動レジャー、メガネ、時計だ。

    産業通商資源部は来年、生活用品プレミアム化R&Dに今年(130億ウォン)より2倍以上増えた300億ウォンを投入することにした。

    産業通商資源部の関係者は、「デザインの高級化のために、国内企業と有名アーティスト間のコラボレーションを来年に2倍以上に拡大し、中小・中堅企業に6カ月以上の長期でデザイナーを派遣する事業を拡大する」とし、「インフラストラクチャの拡充、大・中小企業の協力、シニアデザイナー諮問団の運営などの競争力強化案も推進する」と説明した。

    ファッション・アパレルでも、△2020年までに有望デザイナー200人の育成 △新流通プラットフォームを活用し、300以上のブランドの海外オンラインモールの入店 △ITを活用した衣料品の製造システムの普及などを通して、付加価値を高めるという方針だ。また、2021年までに2000億ウォンのR&D資金を投入し、スポーツウェア、スマート衣類、安全防護服、環境に優しい衣類などの4大重点分野の高付加価値素材・製品の開発に乗り出す。

    産業通商資源部のイ・グァンソプ次官は、「時価総額が現代自動車よりも3倍近くなるルイ・ヴィトングループ(LVMH)の歴史は、生活用品、旅行用バッグ製作と共に開始した」とし、「生活用品やファッション・アパレル業界が新たな輸出力になるように支援する」と明らかにした。
  • 毎日経済 コ・ジェマン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-07-28 17:28:42