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政界、借金帳消しを推進…借金返済は馬鹿のやることか

  • 政界で相次いで「借金帳消し」法案を打ち出し、借金を誠実に返済する債務者が不安感を訴えている。「借金を返済する人だけ馬鹿」という深いため息だ。

    17日、政界によると、小額の長期延滞債権の消却と消滅時効が完了した貸付債権について、取り立てを禁止する内容を盛り込んだ貸付業法改正案が、野党を中心に発議されている。法案の趣旨は、小額を長期延滞した場合は債務返済能力を喪失したものとみなし、債務を免除して信用回復を支援するということが概要だ。また、消滅時効が完了した債権の取り立て禁止の推進は、貸付業者などの第3者が債権を安値で買い入れて時効を延長させるなどの、債務と取り立ての悪循環で副作用が多いという理由だ。

    しかし、借金を誠実に返済する人に対する逆差別に加え、「借金をして返さなければそれまでだ」という式の道徳的緩みを引き起こす恐れがあるため、議論が続いている。

    会社員のカンさん(37 / 仮名)は、「余裕のある暮らし向きではないが、それでも少しずつ借金を返済している」とし、「借金帳消しや免除を受けた人に対する話を聞くと、借金を継続して返済することが正しいことなのか虚脱感におちいる」と語った。

    一方、去る4月末現在、金融債務を滞納して韓国信用情報院に登録された金融債務不履行者は102万人で、彼らの延滞規模は130兆ウォンに達する。
  • デジタルニュース局 チョン・ジョンホン記者 | 入力 2016-08-17 16:28:44