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サムスン李健煕会長死亡説の流布者を指名手配…米国に居住中

  • 警察が去る6月、サムスングループの李健煕(イ・ゴニ)会長の死亡説を流布したネチズンの身元を把握し、指名手配措置を下した。該当のネチズンはイ会長死亡説以外にも、「漢方医学で蘇生」説とセウォル号事件の報道日時を操作するなどの行為を行ってきたことが分かった。

    ソウル警察庁サイバー安全課は25日、去る6月30日にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイト「日刊ベスト」(以カ、イルベ)に「サムスン李健煕会長が死亡し、午後3時発表予定」という「李健煕会長死亡説」流布事件と関連し、米国在住の韓国籍被疑者A氏(30)を特定し、電気通信基本法上虚偽事実の流布の疑いなどで起訴し、逮捕令状の発付を受けて手配措置をしたと明らかにした。A氏は現在、米国にある大学に在学しており、スーパーで非正規職で働いていることが分かった。

    該当の記事は、SNSを通じて不特定多数に流布され、サムスングループ関連株の相場が急変動するなどと、社会的波紋が起きたこともある。サイバー安全課のイム・ビョンホ総警は、「該当の記事は過去2014年5月にあるインターネット報道機関の『誤報』記事の内容を死亡時点と報道日付などを変更して操作して投稿したものだ」とし、「イルベを家宅捜索して、インターネットアドレス(IP)を逆追跡した結果、A氏が最初の掲示者であることが判明した」と明らかにした。

    特にA氏は、6月30日以前の今年5月6日に「李健煕、漢方医学で蘇生」、4月15日に「おい××、李健煕が死亡した、速報だ」などのコメントを数回投稿した。また、セウォル号事件関連の写真や記事を上げながら、まるで今年の7月に起こったかのようにメディアの記事の報道日時を操作したり、特定の芸能人が加湿器殺菌剤事件と関連しているというコメントなども数回流布させたことが分かった。

    A氏は、警察の調査で投稿コメントの作成を認めつつ記事の操作の有無については、否認するなどの供述を繰り返しており、現在、海外に居住しながら、警察の出席要求に応じている。これに警察は、逮捕令状の発付を受けて手配措置しており、来週中に起訴中止の意見で送致する予定だ。
  • 毎日経済 ソ・テウク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-08-25 14:26:54