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別れを告げられ10代の彼女を殺害した30代男性…無期懲役が確定

  • 別れを切り出されて憤怒し、10代の彼女を殺害し、犯行場面を目撃した彼女の友人まで殺害した30代の男性が、無期懲役確定の判決を受けた。

    大法院(最高裁判所)2部(主審イ・サンフン大法官)は7日、殺人の疑いで起訴されたイ被告(31 / 仮名)に無期懲役を宣告した原審を確定したと明らかにした。

    イ被告は昨年11月、Aさんから別れを告げられて家に訪ねたが、拒絶された。これにイ被告はAさんを殺害することを決心し、大型マートで鈍器と凶器を購入した。翌日早朝にAさんのもとに再び訪れたイ被告は、鈍器で10回ほどAさんを殴り殺害した。Aさんと共に暮らしていた友人のBさん(17)が犯行場面を目撃して叫ぶと、Bさんも殺害した。イ被告は犯行後、酒を飲み、性売買業者に行ったことが分かった。

    裁判の過程でイ被告は、普段飼っていた猫を何の理由もなく、数回殺害するなどの暴力的な性向があった点も明らかになった。イ被告は、「普段から衝動調節障害の症状を経験し、犯行当時、怒りを調節できない状態だった」と主張した。

    しかし、1・2審の裁判部は、イ被告の主張を受け入れず、無期懲役を宣告した。裁判部は、「被告人が法学を専攻し、成人知能検査でも全体知能が平均以上のレベルに該当する。生命の絶対的価値と殺人罪の深刻さについて明確に認識していただろう」とし、「犯行手口が残酷で罪質が重く、社会からの隔離が必要だ」と判示した。大法院も、「犯行の動機と手段、結果、犯行後の状況などの諸事情を総合してみると、無期懲役の宣告が不当であると認める事由がない」と判断した。
  • 毎日経済デジタルニュース局 パク・ソヒョンインターン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-09-07 09:27:42