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済州で凶器襲撃の中国人容疑者を検挙…「浮気した前妻に対する腹立ちまぎれに犯行した」

  • 済州島のある聖堂で祈祷していた60代を凶器で数回刺して逃げた中国人容疑者が警察に逮捕された。済州西部警察署は17日午後4時5分頃、西帰浦(ソグィポ)市甫木(ポモク)洞の某所に隠れていた中国人A氏を捕まえ、殺人未遂の疑いで拘束令状を申請する予定だと明らかにした。

    警察によると、A氏はこの日午前8時、済州市のある聖堂の中で1人でお祈りをしていたキムさん(仮名)に近付き、胸と腹などを凶器で4回刺して逃げた疑いを受けている。キムさんは病院に運ばれたが、18日午前に死亡した。

    A氏は警察の調査で、「中国に第一と第二の妻の両方が浮気し、逃げていったため女性に対する反感と恨みが深かった」とし、「聖堂で女性が1人で祈祷しており、突然、前妻らを思い出し、腹立ちまぎれに犯行を犯した」と話した。

    警察関係者は、A氏が済州に到着した直後に凶器を購入し、犯行前の15日と16日の2日にかけて、同じ聖堂に行ってきたとし、彼の犯行が偶発的ではなく事前に計画された犯行である可能性もあると明らかにした。これに対して、A氏は「果物やパンを切るために買った」と主張した。A氏は去る13日、無査証で入国して22日に出国予定の観光客だ。

    警察はA氏に対して犯行の動機などを調べている。
  • 毎日経済デジタルニュース局 ソ・ジョンユンインターン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-09-18 10:45:09